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コロッセオ付近を通行止め ローマ市、遺跡保護目指し [気になるニュース]

ローマ帝国時代の、西暦80年に建設された
有名な円形闘技場コロッセオ。

世界遺産であり、世界中から、
ローマに観光客を呼び寄せています。

けれど、建設されてから、およそ2000年。
環境悪化もあり、かなり傷んでいます。

ローマ市は、遺跡の保護を目指して、
周囲のフォロ・ロマーノそばの道路を、
3日朝から、バス、タクシーといった公共交通機関、
自転車を除き、通行止めにしました。
(フォーリ・インペリアーリ通りのおよそ700メートル。
地下鉄コロッセオ駅から大通りに出るまで位)。

通行が認められる路線バス、タクシー、自転車なども、
最高速度は時速30キロに制限されています。

マリーノ市長が主導して勧められたもの。
現在は、まだ公共交通機関の通行が認められていますが、
将来的(5年以内)には、さらにベネチア広場までの
全ての区間(およそ1.5キロ)を、歩行者専用道路にしたいようです。

ここ数年、コロッセオは、地盤沈下、崩落を繰り返しており、
修復を行っています。

周辺道路を車が通過する際の振動が、原因では
と指摘されていました。

何度も、コロッセオや周辺は行ったことがあり、
すぐ近くのレジデンスに長期滞在したこともありますけれど、
あの辺りは、交通量も多く、一般の自動車が通れないとなると、
住民の人も懸念しているように、かなり渋滞するでしょうね。

しかし、貴庁な世界遺産の保護のためには、
仕方がないのかなー。
(地下鉄の振動も気になる所だが……)

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