ニューヨークのイエローキャブ、7億円もぼっていた。もしかしたら自分も…。
先月2月にニューヨークに行ったときに驚いたのは、
タクシー「イエローキャブ」がすごく近代化されていたこと。
クレジットカード支払いはもちろん、
GPSがついていて、さらに運転席と後部座席の間に、
モニターが設置してあり、タクシーの現在位置、
乗車から降車までの軌跡がわかり、
またタクシー内だけに流れる特別な番組が見られるようになっています。
(ABCが特別編成)
これでは、昔のようにぼったりすることもないと思っていたのですが…。
2010年3月13日。産経新聞
《NYタクシー7億円過剰請求 市長「刑事告訴も」》
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100313/amr1003131433012-n1.htm
思わぬ所に落とし穴が。
市内のレートではなく、より高い郊外用料金を適用していたんですね。
今回の過剰請求の調査で役立ったのはGPSデータだったようですね。
たしか2007年頃、GPS、クレジットカードを導入する時に、
運転手たちから、自由、プライバシーを侵害するものだ
との強硬な反対運動が起こったのですが、
今回の不祥事を見る限りは、新設備を取り入れて置いてよかったですね。
ニューヨークのタクシーにマンハッタンで乗るときは、
大体の相場を知っておいた方がよさそうですね。
なおマンハッタン内は、すごく狭く、また東京などより料金も安いため、
利用してもそんなに高くありません。
ただ渋滞にかかると普段よりかなりかかることも。
また一方通行が多いので、遠回りしたように
思えることもあるのですが、そうした不正はGPS導入で、
かなり減っているようです。
クレジットカードはもちろん使えますが、
10ドル以下だと手数料の関係(運転手負担)もあり、
運転手は、喜びません。
現金をギリギリしか持っていない場合は、お気をつけ下さい。
また本来はダメなのですが、市内から空港に行くときに
メーターを倒さず走るタクシーも。
事前にちゃんと確認しておかないと、
ボラレル可能性がありますね。
(JFK→マンハッタンは定額)
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