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お鷹匠湯とは? 家の風呂をなんとかしたい。

皆様のお宅のお風呂はどんなお風呂ですか?

冷めたら沸かし直しできますか?

家の風呂は、沸かし直しが出来ないタイプ。
冷めたら上から、熱いお湯を足すしかないというものです。

これは、

お湯は常にまっさらが気持ちいい、
沸かし直しだと風呂釜が汚れて汚い
という家族の意見により、そうなったのです。

当初は、比較的、家族が一緒の時間に入っていたのですが、
今は、入る時間がばらばらになり、
冷めたお風呂を暖かくするには、
相当なお湯を注がねばならず、いかにも不経済。

しかし今さら大がかりに改装もお金が…
ということで、アルミ箔を貼った風呂の蓋を
中蓋に使ったりもしたのですが、やっぱり冷える。

そこで、新聞、テレビで宣伝している
沸かし直し機能がついている器具を買おう
と一度は決心したのですが、踏ん切りが付かず保留。

ところが縁ある場所でそれを導入することが決まり、
先日、入ってそれを体験したのですが…。

うーん。
そこは風呂桶が巨大なので、冷めると
その器具で温め、適温になるのにえらい時間がかかる。
(やはり温度をキープするには、入れ続けておかないとダメなよう)

何が自分は言いたかったのか?
そうそう、「鷹匠湯」のことでした。

去年、弟が家を新築し、泊まりに行きました。
夜、お風呂に入りました。
最新式の設備で、もちろん沸かし直しも出来、
あついお湯も継ぎ足せるものだったのです。
(「エコキュート」で経済的でもあるらしい)
風呂桶自体も保温性能がよく、ほとんど冷えない。

で、どういう風呂の入り方をしているかというと、
始めは、ぬるめのお湯(39度とか40度)にして、
軽く温まった後、身体を洗い、上がり湯は、42度くらいにあげる。

こんなことが出来るのですね。

さらに浴室と脱衣所には、エアコンがついていて、
上から熱風(暖かい風)が出る。

それを体験したところ、すごく快適だったのです。
当たり前ですが…。

父親もそのお風呂に入り、
「こりゃ、鷹匠湯だな」
と。

皆様、ご存じですか、「鷹匠湯」。

鷹匠は、文字通り、鷹を使い、狩りを行う人のこと。
その鷹匠がいるお湯は、入る時、すぐにはいれるぬるめで、
だんだん熱くなっていくお湯だそう。

2009年1月30日、産経新聞の投稿欄、「きのうきょう」に
埼玉県熊谷市の杉田秀男さん、(67歳、農業)が、
まさに「お鷹匠湯」と題して書かれています。

《子供のころ、風呂に入るとき、しみて熱いので「入るとき温かくて、
だんだん熱くなるお湯に入りたい」と母によく言った。
すると「それはお鷹匠(たかじょう)湯といって、殿様が入る風呂だよ」
と母は決まって言ったものである。》

(現在、ネットには掲載されていない)

こちらには、埼玉県白川町の《鷹匠湯》の意味が。

《わがままで自分勝手な人のことを、あの人は鷹匠湯であると言います。》
http://urawa.cool.ne.jp/tantantanuki/shiraoka/minwa/takashou.htm

殿様が入るのか、鷹匠が入るのか、少し意味がちがっていますが、
お湯をうめさせ、今度は熱くする贅沢な入り方ですね。

それにしても埼玉と縁もゆかりもない父が、
なんで、「鷹匠湯」のことを知っていたのか…。

それはともかく、昔は、「お年寄りは、一番風呂(さら湯)に入るな」
と言われていましたね。
だから子どもが最初に入った後、年寄りが入るなんてことがありました。

ただ鹿児島及び熊本出身の大学時代の知り合いは、
やはり家長または年輩の男が先で、次第に年下の男性となり、
女性となり、姑が入り、最後は嫁だったとか。

それから言えば、本来なら、お殿様が一番風呂という気がしますが、
殿様は、必ずしも一番ではなく、先に家来などを入らせ、
ほどよく風呂場を温めた二番風呂に入ったそう。

《ムラウチホビー》
《殿様は二番風呂が好き》
http://www.murauchi-hobby.com/information/toku10/0512.html

香川の風呂でうどんと同じ発想ですね。

寒い2月3日の夕食は、下呂のうどん。変った風習。

家の風呂も脱衣所は部屋につながっているので、
寒くはないのですが、風呂場がなー。
蓋をとっていると風呂場は暖まるけれど、湯がすぐ冷めてしまうし。

レンジでチンしたものを入れておくだけで、
保温できるというこのグッズ。
この値段で効果があるなら買いなのですが…。

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