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「甘い生活」の舞台のカフェ「カフェ・ド・パリ」、差し押さえ。 [イタリア]

フェリーに監督の「甘い生活」。
多くの方がご存じの映画だと思います。

甘い生活 [DVD] 》(アマゾン)

アニタ・エクバーグがトレヴィの泉で
戯れるシーンは余りにも有名。 
有名人を追いかけスキャンダラスな写真をとる
パパラッチという言葉の語源となった作品でもありますね。

この映画の舞台となったのが、ベネト通り沿いの
「カフェ・ド・パリ(Cafe de Paris)」。

以前から噂されていたましたが、その実質的なオーナーは、
カラブリア州を拠点とする犯罪組織「ンドランゲタ(Ndrangheta)」でした。

犯罪組織の不正な蓄財の没収をはかるイタリア政府は、
ついにこのカフェをはじめとした飲食店などを差し押さえたようです。

スペイン広場近くのレストラン「アラ・ランパ」もそう。
犯罪組織による有名飲食店買収は、マネーロンダリング(資金洗浄)が目的。

イタリア政府は、ンドランゲタのボスの逮捕も
行なっており、本気で、犯罪組織に対峙しているようです。

ロイター、2009年5月11日。
《イタリア最大マフィアのボス逮捕、自宅に潜伏》
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-37923320090511


関連エントリー
映画「甘い生活」のヴェネト通りのあのカフェが犯罪組織に買収される。スペイン広場のレストランも。

こちらはマフィアを中心とした記述。
いかに犯罪組織があらゆる産業、
組織、例えば警察、司法組織の中にさえ
浸透しているかがわかり、驚愕します。
イタリア・マフィア (ちくま新書) 》(アマゾン)



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