初めて、イタリアのドモドッソラ出身のイタリア人と出会う。 [イタリア]
イタリアの北の方にある小さな町です。
そこの出身者と先日、初めて会いました。
それも神奈川の山の中で。
《新潟の酒・白龍の美味さに驚く。津久井湖近く
串川沿いの古民家で100%蕎麦とともに。》
ドモドッソラは、イタリア人なら必ず知っている地名なんです。
というのは、イタリア語では、
アルファベットを言うときに、地名を使います。
例えば、AだとAncona(アンコーナ)、
(A come Ancona)
BはBologna(ボローニャ)といった具合。
FはFirenze、RはRomaです。
そのDがDomodossola(ドモドッソラ)なんですね。
誰もが知っているが、ほとんどのイタリア人が、
それがどこにあるか知らない町。
もしくは行ったことがない町。
それがドモドッソラなんですね。
日本だとどこにあたるんでしょうか?
ドモドッソラ出身の彼は、トリノ大学で日本語を専攻し、
先日、日本に来たばかり。日本で日本語をしっかりと
勉強し直すんだとか。
こちらの会話もほとんど理解し、日本語で意思をしっかり伝えることができ、
こちらのイタリア語よりよっぱど上手。
ですので、会話は日本語がほとんど。
ちなみに「ちょい悪親父」も、説明すると理解。
けれど当然のことながら、ジローラモは知らず。
彼の説明によれば、ドモドッソラは、現在、トリノが州都の
ピエモンテ州に属していますが、以前は、ロンバルディア州だったそう。
ピエモンテ州の一番北の方で、スイス国境にも近い山の中。
(鉄道でいうとここが、スイスとの国境駅となる)
地球の歩き方、スイス 花と鉄道の旅。
中にドモドッソラが出てきます。
http://www.arukikata.co.jp/webmag/2004/rept/rept05_05_040600.html
人口は2万人弱。
駅の周辺が賑わっているが、後はなんにもない町とのこと。
http://www.comune.domodossola.vb.it/
しかし写真を見ると、広場を中心に雰囲気は、
昔ながらの感じでいいですね。
「世界の車窓から」、ドモドッソラ。
http://www.tv-asahi.co.jp/train/contents/italy_switzerland_france/0211.html
もしここを訪れる時は、おそらくスイスへの鉄道に乗るときかな?
神戸に「ドモドッソラ」というお店があるんですが、
おそらくこの地名からとったんでしょうね。
その地で修行したかたでしょうか…。
http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28003030/
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