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結婚式。昔は、昏(たそがれ)に行なっていた? 「婚」は女偏に昏。

知り合いの結婚式、披露宴、パーティーが、
2013年11月10日の午後5時から始まります。

日曜日の夕方から。
かなり珍しいと思ったのですけれど、
こんなことを言っていました。

昔(古代)は、結婚の行事は、「たそがれ」(夕暮れ)に行なわれていた。
その証拠に、結婚の「婚」という字は、女偏に「昏」(たそがれ)と書く。

本当かなと思って、辞書を引いてみたら、《婚》の説明に、
《〔解字〕
形声。「昏」(=夕暮れ)が音符。古くは、「昏」を縁組みの意に用いた。
婚礼は夕暮れから行われたことによるという。のち「女」を加えた。》
とありました。(広辞苑)

《昏コンはもと「日+音符民(目が見えない)」の
会意兼形声文字で、何も見えない暗い夜の意》。
《婚は「女+音符昏コン」で、古代は夜暗くなって
結婚の式を営んだので昏(くらい)を含む。》
http://5go.biz/sei/cgi/kanimi.cgi
上でエラーが出る場合は、下記にアクセスし「婚」で検索。
http://5go.biz/sei/p5.htm

「たそがれ」とは?

古くは「たそかれ」で、「誰(た)そ彼(かれ)は」と、
人の見分けがつきにくい頃の意味。

別の意味に、「盛りを過ぎて終わりに近づこうとするころ」。

この意味をもとにした、
「たそがれ婚」(オトナ婚)なんて言葉もあるよう。

年をとってからの結婚ですが、他方で、
「たそがれ離婚」(老いらく離婚)との言葉も。

1994年、厚生省が、
「35年以上同居した夫婦の離婚率が前年を大きく上回った」
と発表した際に、新聞が見出しにこの「たそがれ離婚」が使われたとか。



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nikitoki

年配の方に聞いた所、昔は祝言は家で行われていた。時間は夕方から夜にかけて。この時間に合わせて、花嫁道中は実家を出発するそう。花嫁道中に提灯は欠かせないもの。それはやはり日が暮れてから行われるということからかもしれませんね。新郎の家では、家の前に、かがり火、松明(たいまつ)など、家を明るくして花嫁を迎えたとのことです。

by nikitoki (2016-06-15 15:11) 

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