秋田犬がピンチ。国内で絶滅するかも。

ニューヨークで「アキタイヌ」を見た時は、驚きました。
主人に従順なアキタイヌは、人気なんだとか。

ハリウッドでは忠犬ハチ公の映画も作られているというのに。

《秋田犬に乗った少年。次は大館、栗駒山へ。》
《忠犬ハチ公、アメリカで映画に。4月8日は、忠犬ハチ公の日。》

その秋田犬がピンチです。

6月24日、産経新聞。
《【特報　追う】秋田犬国内存続ピンチ》
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/080624/akt0806240208000-n1.htm秋田犬、《日本を代表する犬種が近年、先の大戦以来の危機に陥っているという。》

「秋田犬保存会」（昭和２年、大館市に設立）によれば、
《４７年度には１万４１９９人いた会員が、昨年度２８１５人。
さらに犬籍登録数も４７年度の４万６２２５頭から、一昨年度はわずか２１０２頭》。

そんなに減っているんですか。

原因は、《「洋犬や小型犬のペットブームに押され、秋田犬の愛好者が減っている
こと》。《さらに近年の日本の住宅事情の悪化、高齢化や都市一極集中の波が、
秋田犬の減少に追い打ちをかけている》。

確かに、都会では大型犬は飼いにくいし、飼い主が高齢化すれば、
朝晩の散歩はつらいですからね。

それは都会以上に、高齢化が進んでいる農村部でも一緒のようです。

逆に朗報なのが、海外での人気です。

記事では、海外特にヨーロッパで人気が広がっていると。

《今年５月には、保存会にイタリアの秋田犬愛好家たちから、同国への
新たな支部設立を求める要請があり、武田さんらが視察のため現地へ
趣いたという。》

これは知りませんでした。
残念なことにまだイタリアで秋田犬を見たことはないのですが、
ローマ、ミラノの街中でも、大型犬を連れた人を多く見ますね。

向こうでは一軒家でなくても、マンションでも犬を飼っています。

さらにモンゴル支部の設立を要望されているんですか。
それは凄い。

アメリカは昔からですね。

《初めて米国に秋田犬を連れ帰ったのは、来日中に秋田犬に魅せられた
ヘレン・ケラー》という事実は、最近はやりのテレビのクイズ番組の問題にでそう。

秋田犬保存会
http://www.akitainu-hozonkai.com/

もう一度、ハチに会いたい。
《ハチ公物語》（DVD）

秋田犬を愛し、守った男の物語です。
《秋田犬の父 沢田石守衛》

秋田犬博物館