日本にもあったシチリアの極上、稀少な枝付き干しぶどうズィビッボ。 [グルメ]
小さい頃は、赤いずきんの女の子のマークが入ったレーズン。
これが大好きで、小さな袋をよく買ったものでした。
今でもあるのかなー。
サンメイド社の製品ですね。
http://www.sun-maid.com/en/products/products_raisins.html
これが、サンメイド社のトレードマーク。看板です。
《サンメイドライジング★ドライフルーツの会社★
アメリカンブリキ看板★【快適200805掲載店舗】...》
続いて、ちょっと凝ったのは、中国製の干しぶどう。
黒っぽいレーズンではなくて、緑色のそれ。
これ、結構、好きだったのですが…。
続いては、枝付きレーズン。
これは名前の通り、枝がついているレーズン。
完熟したぶどうをそのまま樹上で干しぶどうにするとかで、
甘みがこれまでのものとは段違いで、驚きましたね。
カリフォルニアの枝付レーズン。
《カリフォルニアの自然がつくったレーズンの傑作
(自分用にもプレゼントにもピッタリ)枝付き干し...》
そして、イタリアに通うようになって初めて知ったのが、
シチリア島でとれるズィビッボzibibbo。
長本和子のイタリア食材紀行。
http://www.ict-ict.com/kikou/kikou014.html
《シチリアの小島パンテッレリーアで育てられている
マスカット種のブドウから出来ています。》
イタリアでもなかなか見つからない、
いやシチリアでもなかなか売っていない幻のレーズンなんです。
ところが、それがあったんです。
赤坂のトラットリアに。
甘口ワインと一緒に出てきた
イタリアの各種チーズ盛り合わせのまん中に、
堂々と鎮座していました。
この干しぶどう、大粒で、通常のそれより大きくてどしっとしています。
中には、種も入っているのが特徴。
お店の方によれば、わざわざこのズィビッボをと指名して、
輸入している業者の方がいるんだそうです。
こちらでも販売していますね。
http://www.cheeseclub.co.jp/1contents/date/edatuki_budo.html
この島の干しぶどうから作られる甘口のワイン。
まあこれが輸入されている位だから、
干しぶどうが輸入されていても不思議はないのだけれど。
《モスカート パッシート ディ パンテレリア ベン・リエ 2005 ドンナフガータ》
そういえば先日、ある料理教室で、
パンテッレリーア島(Pantelleria)で栽培された
ケッパーを使ったのですが、これが素晴らしい香りでした。
一般的な酢漬けではなく塩漬けのもの。
ケッパーは、フウチョウボクという木のつぼみ。
口に入れたときもそもそしないので、
中に花がはいっていない方が、上等。
ですから粒が小さなものがいいそう。
そんなケッパーの中でも、優れたものがとれるのが、
シチリア本島の南に浮かぶパンテッレリーア島。
何でも火山島の特有な土壌と、
海から吹く潮の加減がいいのだそう。
ちなみにこの島には、ジョルジョ・アルマーニが別荘を持って、
夏のバカンスを過ごします。
映画「アルマーニ」では、
若者とエネルギッシュにバイクを飛ばし、ヨットで遊ぶ姿が。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=2538
《アルマーニ 》(アマゾン)
アルマーニからは、この島でとれる黒曜岩から作られたクリームが、発売されている。
http://openers.jp/fashion/hall_of_cosme/gac01.html
こちらは、シチリア島の北東部にあるリーパリ島の塩蔵ケッパー。
《塩蔵ケッパー (250g)》
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