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今どきの登山は1人1テント。個室で育った影響?

2014年11月4日、日本経済新聞夕刊に、
《登山1人1テント時代》との記事が掲載されていました。

グループで登山し、キャンプ場でテントをはるのに、
大人数用の大きなテントを使わず、一人一人が
自分専用のテントをはるので、混雑をしている
という内容です。

記事では、

北アルプスの涸沢キャンプ場を礼にあげ、
涸沢ヒュッテの経営者、実際に登山に来て、
キャンプした人などにインタビューしていました。

アウトドアメーカー「モンベル」の小型テントの
売り上げも2011年から毎年2割増加というデータを提示。

その営業部の方が、
《「『寝室は1つずつ』で育った若者が山に入るようになったのが
小型テント人気の背景では」》とのコメントを紹介。
また、テントが軽くなったことも人気に拍車をかけたのでは
と推定しています。

記事の最期は、穂高岳山荘の取締役に、
「スペースに限界がある」と苦悩のコメント。

そして、涸沢で8人用テントを使っていた58歳の男性の
「昔は8人用ばっかりだった」「みんなで食べて寝るのが
登山の楽しみじゃないのかな」との言葉を紹介して、
記事は締めくくられています。

昔、そんなに数多くではないのですが、
キャンプをしていた経験からいうと、
確かに昔は大人数のテントが主流でしたね。

ただ自分たちの場合は、8人用ではなく、
4人とか6人用だった気が。

大抵、次の日の朝早いので、
夜更かしはほとんどしないのですが、
テントの中で、仲間と寝袋の中に入っての
おしゃべりは楽しかったものです。

学生時代、フェリーなどに乗って、
友達と島などに出かけることも。

そんな時は雑魚寝の2等船室。

こちらもほかのお客さんがいるので、
夜におしゃべりに花を咲かせるということは
余りなかったのですが、それでもひそひそながら、
語り合ったことは、いい思い出となっています。

先日、あちこちのフェリーを調べていたら、
すべてではありませんが、いまどきは、
2等船室でも、簡易な仕切りがついて、
プライバシーに配慮している
ことに気づきました。

記事の中のコメントのように、
一人一室、子ども部屋(個室)で育つと、
他人と一緒の空間で寝るというのは、
感覚的に受け入れがたいのかもしれませんね。

個室が一般的な欧米先進国では、
1人1テントなんて現象が見られるのか、
気になります。



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