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CIA元職員エドワード・スノーデン容疑者。モスクワの空港内のカプセルホテル暮らしは快適。

アメリカ政府の秘密情報活動を暴露し、
祖国から訴追されたCIA元職員エドワード・スノーデン容疑者。

現在、モスクワのシェレメチェボ空港の
乗り継ぎエリア内で、生活しています。

オバマ大統領は、ブーチン大統領との電話会談で、
スノーデン容疑者を国外退去させ、
アメリカ政府に引き渡すよう求めたようです。

一方で、容疑者は、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチの
関係者と会見し、アメリカ政府が行っている秘密情報収集は不当であること、
それを明らかにした自分の行為は正当であると主張しました。

氏の主張を録画した映像がマスコミに公開されました。

その会見の中で、氏は、現在、空港の乗り継ぎ区域にある
カプセルホテルに滞在していて、安全で快適だと述べたようです。

このシェレメーチエヴォ空港のカプセルホテルについては、
このブログでご紹介したことがあります。

現在、このカプセルホテルは、1人部屋料金は、
4時間が基本で、1900ルーブル(およそ5700円)。
そこから1時間毎に料金が加算される仕組みのようです。

V Express
http://www.v-exp.ru/

現在、空港内に、
こうした簡易宿泊施設を設置するところが増えていますね。
羽田空港にも出来て、人気のようです。

パスポートが無効になったり、渡航先に入国拒否をされたり、
難民証明書類をなくしたりなどして、空港内での生活を余儀なくされた例が、
これまでにいくつかあります。

有名なのが、難民証明書類をなくしたイラン人が、
なんと17年間も、パリのシャルル・ド・ゴール空港で暮らした例。
これは、アメリカ映画「ターミナル」のモデルとなりましたね。

スノーデン容疑者の身柄が今後、どうなるかわかりませんが、
場合によれば、また映画化されることになるんでしょうか。

○2009年、空港内にカプセルホテル設置・営業。
○2011年からシェレメチエヴォ空港にサンプルを展示。
 1人用、2人もしくは3人用のカプセルあり。
○2013年1月29日、モスクワのべラルースカヤ駅近く、
 第1トヴェルスカヤ・ヤムスカヤ通り。
 カプセルホテル「スリープボックス・ホテル
 Sleepbox Hotel Tverskaya」が誕生。
 http://sleepbox-hotel.ru/
 http://www.arch-group.org/portfolio/obchint/33/
 1泊の料金は2段ベッドが2600ルーブル(およそ7800円)、
 個室は2900ルーブル(8700円)。

○シェレメチエヴォ空港のトランジットエリアには、
 カプセルホテルのほかシティホテルもあり。
http://svo.aero/en/hotels/


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nikitoki

エドワード・スノーデン容疑者は、2013年8月1日、モスクワのシェレメチェボ空港の乗り継ぎ客用の待合区域を出てロシアに入国したと伝えられています。容疑者の弁護士は、ロシアが1年間の一時亡命を認めたとロシアのラジオで語ったようです。アメリカとロシアの間で「取り合い」はロシアがまず勝利という形でしょうか。なおプーチン大統領は、容疑者にアメリカの利害を損なう機密の暴露の中止を亡命を認める条件としていました。この辺りはアメリカにも一定の配慮をしていますね。
by nikitoki (2013-08-01 22:00) 

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