心臓の持病を持つ中国人が来日して発作。治療費600万円に頭を抱える。
海外で病気や怪我で高額な治療費を請求。
こんな時のための海外旅行保険ですが、
もし持病があった場合どうなるのでしょうか?
中国人の旅行者が来日し、持病の心臓病が出て、入院。
治療費が600万円にもなり、困っているようです。
2010年9月19日、毎日新聞。
《中国人観光客:心臓発作、治療費600万円超 保険適用されず家族困惑 /大阪》
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20100919ddlk27040188000c.html72歳の男性は、お医者さんだったんですね。
持病の心臓発作で倒れ、現在、治療費が600万円以上。
旅行保険は入っていたようですが、
《病気の治療には適用されず、全額自己負担を求められている》ようです。
というのは、
《中国で加入した旅行保険では、既往症には適用されない。》から。
日中の物価の違いもあり、この600万円という額は
とうてい払いきれる額ではないみたいですね。
日本人が海外に行って、持病で入院した場合はどうなるのでしょうか?
海外旅行保険の中には、持病、既往症もカバーするものがあります。
《出発前の病気も補償》
http://www.aiu.co.jp/travel/activepass/
《疾病に関する応急治療・救援費用補償特約》
http://www.aiu.co.jp/travel/pc/pdf/yakkan_009_02.pdf
2009年8月10日、オールアバウト。
《海外旅行保険、持病(既往症)への対処は?》
http://allabout.co.jp/finance/gc/8609/
上のAIUのものでも、300万円までですね。
なお上もそうですが、
最近は、一般的にこれまで保険の対象外だった
歯の治療費もカバーする保険が出ています。
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《海外旅行先での事故。その時の補償は?》
秋の行楽シーズン。
海外に出かけられる方は、特にご注意くださいませ。
民間の海外旅行保険の他、
国民健康保険など社会保険の中で
カバーしてくれる制度
○海外療養費について
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/net/hoken/kokuho/kaigai.htm
○海外医療支援協会
《海外療養費給付制度について(概要)》
http://www.faminet.net/imasi/iryouhikyuufu.html
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