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成田空港に格安航空専用ターミナルを13年にも建設。 [気になるニュース]

すでに6月にお送りしていますが、
成田空港、格安航空専用の新ターミナルを検討。茨城空港は涙目?

成田に格安航空のターミナルを建設することが決まったようです。

2010年7月25日、日本経済新聞朝刊、一面に大きく掲載されています。2013年春を目指し、格安航空専用のターミナルを建設するというもの。
すぐお隣の茨城空港は、格安航空に対応できるように、
かなり簡素な造りのターミナルですが、専用ではないため、
完成すれば、成田のそれが国内で初めてのものとなる可能性があります。

格安航空を誘致する上で問題となるのが、
着陸料をはじめとした公租公課。
これに関しても、優遇を検討しているようです。

格安航空の誘致は、関西空港も取り組んでおり、
そちらもやはりコストを削減するための着陸料のディスカウントを
考慮しているようです。(関空が格安航空専用ターミナルの2番目?)

成田の格安航空専用ターミナル建設は、
2010年秋からはじまる羽田空港の国際線就航をにらんでのもの。

成田が今後も発展するために、
羽田に比べて劣る利便性を、
価格で補うということのようです。

記事にもあるように、現在、成田には
オーストラリアのジェットスターしか、
格安航空は就航していません。

現在、茨城空港には、中国の春秋航空が
就航を計画しており、来月からチャーター便で飛ばします。

茨城ー上海、往復で4000円。春秋航空が打ち出す。

茨城に限らず、成田、関空などにどんどんと格安航空が進出してきそうです。

アジアの格安航空の雄・エアアジアは、成田ではなく
羽田とクアラルンプルを結ぶ新規路線の開設を広言。
成田にも飛ばすのでしょうか?

格安航空会社エア・アジアX、羽田―クアラルンプル便14000円で年内に就航。

アジアで言えば、フィリピンのセブ・パシフィック航空。
こちらは、すでに関空に路線があります。

セブパシフィック航空、関空-マニラで0円航空券発売。

こちらも成田にも路線を開設するのでしょうか?

これらの格安航空が就航すれば、国内の長距離バスに乗るような
価格と感覚で、海外に行けるようになりそうです。

となると問題は、国内での成田までの足。

この7月17日に、成田スカイアクセスが開通しましたが、
運賃は、2400円。

さらに日暮里(上野)までの交通費を加えると、
下手をすれば、格安航空運賃よりも高くなるなんてことも…。

また全日空は、格安航空会社の設立を発表していますが、
そちらの新会社も成田に路線を持つのでしょうか?

全日空が格安航空会社を設立。関空を拠点に国内線、国際線を運行。国内は高速バス並み。

2時間、3時間程度のアジアへの国際線は、
今後、格安航空会社が大きなシェアをとりそう。

また海外旅行の条件が緩和され、所得があがった中国からは、
大量の旅行客が訪れるのでしょうね。

先日、御殿場のプレミアムアウトレットを経営している
三菱地所の子会社であるチェルシージャパンが、2013年春に、
成田空港周辺に大型アウトレットモールを開業させることを発表しました。

このターゲットは、中国人旅行客。


2013年春に格安航空専用ターミナルが完成していれば、
さらにその効果は大きくなることでしょう。

また森田千葉県知事は、成田空港周辺にカジノの誘致をとも発言しています。

成田空港にカジノを。森田健作知事が主張。

こちらも成田活性化の一つですが、治安、風紀、法律の改正問題などを
クリアする必要があり、すぐに実現は難しそうですが、どうなるのでしょうか?

日本の最新の航空行政について書かれています。
エアライン敗戦―格安航空来襲とJAL破綻 (中公新書ラクレ) 》(アマゾン)


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