映画「Sidewaysサイドウェイ」を日本人でリメイクする意味。10月31日から「サイドウェイズ」公開。
先日、新聞を読んでいると、
カリフォルニア州観光局の一面広告が。
《もっと知りたいナパ&ソノマ》
http://www.visitcalifornia.jp/sideways/
映画「サイドウェイズ」公開と書いていたので、
「あれ、公開は随分前なのに今さらなんで?」
といぶかしく思ったら、日本版の公開が
10月31日からなんですね。
公式サイト
http://movies.foxjapan.com/sideways_jpn/
フジテレビで特番「サイドウェイズ公開SP カリフォルニア大人の寄り道
満喫!極上ワイン&グルメ 癒やしの旅」も放送されるよう。
《「サイドウェイズ」特番放映が決定!》
http://blog.foxjapan.com/movies/sideways_jpn/news/2009/10/post_11.php
フジテレビで、思い出した。
確か、これフジテレビの開局50周年記念の映画なんですね。
もともとの「サイドウェイ」は、
好きな映画の一つなんですけれど、
これを日本人でリメイクすると聞いた時に、
不快な念がわき起こった記憶が、
嫌な感情とともに蘇りました。
タイトルも「サイドウェイ」から「サイドウェイズ」になってる!
(邦題だからどうでもいいと言えばいいけど)
《サイドウェイ (特別編) (ベストヒット・セレクション) [DVD]》
(アマゾン)
《サイドウェイ [Blu-ray]
》(アマゾン)
すでに完成披露試写会も行なわれ、
さらに東京国際映画祭でも上映されたよう。
《第22回東京国際映画祭 舞台挨拶でサプライズ!》
http://blog.foxjapan.com/movies/sideways_jpn/news/2009/10/22_2.php
http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=63
で、見た人は、結構、がっかりしたり、怒ったり、
嘆いたりと…ああ、いい評価がほとんどない。
案の定だ。
(すいません。あることはありました…)
ハリウッド版は、アカデミー賞脚本賞も受賞。
(ノミネートは作品賞、監督賞、助演男優賞、
助演女優賞、脚色賞の5部門)
高い評価を受けています。
http://movies.foxjapan.com/sideways/
その脚本を変更する勇気。(蛮勇?)
主人公の設定が、オリジナルの小説家志望の国語教師から、
売れないシナリオライターに変更かー。
http://eiga.com/movie/54221
予告編を見ただけでトホホ感が。
良質な大人のコメディじゃなく、
コントかと思ってしまったのは、生瀬さんのせい?
「サラリーマンNEO」
http://www.nhk.or.jp/neo/contents/cast/index05.html
ポール・ジアマッティさんは、このリメイクを見て
怒っているのではなく、リメイクへの出演依頼に
お怒りだったそう。
2009年4月1日。
《ポール・ジアマッティ、日本版「サイドウェイ」の出演オファーを断る》
http://eiga.com/buzz/20090401/7
ポール・ジアマッティさん。
出演しなくて良かったようです。
わずかなカメオ出演でも、
「自分のキャリアを貶める」結果になるところでしたね。
フジテレビ。
「アマルフィ 女神の報酬」に続いてやってくれましたね。
《今さらながら、「アマルフィ 女神の報酬」。》
なんだかんだいいながら、これも見に行ってしまうのか…。
宇多丸さん。
シネマハスラーでどうぞよろしくお願いします。
http://www.tbsradio.jp/utamaru/cinema/index.html
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