SSブログ

「ミシュランガイド東京2009」の三つ星に選ばれた銀座のフレンチ「ロオジエ」に行って来ました。 [グルメ]

11月21日、ミシュランガイド東京2009が発売されます。

ミシュランガイド東京2009 日本語版》(アマゾン)

星をとったレストランについては、
ミシュランガイド東京2009。今年も東京が世界一の
美食都市に。「石かわ」新たに三つ星に。

で、お伝えしました。

11月20日夜、
そのミシュランガイド東京で2年連続、三つ星を獲得した
銀座のフレンチレストラン「ロオジエ」に行って来ました。
http://www.shiseido.co.jp/losier/top.htm

晴海通りから並木通りに入り、まっすぐ歩いて、
20日お昼に看板から火が出て、ぼや騒ぎで、
銀座一帯が大騒ぎになったシャネルを通り過ぎ、
(CHANELのLが焦げてなくなっていました)
すでにクリスマス仕様で、モミの木(?)に
LEDのライトがつけ明るく照らされた資生堂本社前に到着。

この辺りからもう雰囲気が盛り上がってきました。
(本当のお金持ちは車で店の前に直接に来るのでしょうが…)

右側に回転ドアとドアマンのいる入り口。
せっかくなので、正面左のドアマンのいる入り口から。

入り口右のレセプションで受け付け。
先客がいたので、さらに右側のソファでしばし待っていたら、
サービスの男性が迎えに来てくれました。
(ソファ後ろのテーブル上には、早くもミシュランの
該当ページのコピーとミシュランの三つ星の盾が飾られていました)

古風な感じのエレベータでなく、
白大理石のらせん階段を昇り、2階のダイニングに。

左が10席ほどのサロン(個室)、
右側はダイニング(約30席)。

ダイニングに入る前に、
エレベータ横にあるレストルームで、
お手洗いを済ませ、部屋に入りました。

2つのテーブルを除き、すでに満席。
(後ほどこの席も埋まり、全席埋まる)

先客の声でざわめいています。
案外に、狭い空間。
人があふれている感じなのは、
多分、サービスの人々が、お客さんと同じほどいるから。
全員男性です。(女性は、1階の受付に二人)

席は、一番奥。
中央にワゴン、ワインなどを置いたテーブルが。
そこから飲み物をサービスするスタイルのようです。
料理は、奥の通路から。

シェフのブルーノ・メナール氏がテーブルを訪れて
挨拶をしています。(シェフが変わった)

席に着くと、中本シェフソムリエが。
お酒はおまかせにすることにしました。
(椅子の隣に荷物置きがあり。これが便利)

完全予約制なので、初めての訪問に関わらず、
すでにスタッフの皆さんが、名前、特性
(どんな職業なのか、今日のディナーの目的など)を
頭に入れているよう。

(こちらはイタリア関係の仕事をしているので、
ナポリなどのリストランテでサービスとして働いていた人や、
ミラノの有名リストランテで働いていたフランス人スタッフが主に来て、
サービスしてくれました。そのフランス人は、イタリア語で料理の
説明・会話をしてくれました。こちらはフランス語がさぶついているので、
大変ありがたかたです。あ、もちろん日本人のスタッフはもちろん日本語で。
そのフランス人スタッフは、英語、簡単な日本語でも説明してくるよう。
後でテーブルに見えたシェフも英語、フランス語、更に日本語で挨拶)

ほどなくアミュゼが三品運ばれてきました。
フォーク、ナイフで使わずワンフィンガーで食べられるもの。

スティックに刺したそば粉のガレットで巻いたスモークサーモン。
スプーンに乗せたにんじんのポタージュをゼリーに
封じ込めたもの。見た目は卵黄のよう。
小さなココットに、芥子の実を敷き詰め、
そこにビーツを入れ、焼いた生地で、
オマール海老(?)のクリームをはさんだ小さなお菓子3個。
ガラスのワンプレート。

それに合わせて出てきたワインは、
シャンパーニュのルイ・ロデレールのクリスタル2002。

飲みながら、食べていると、大判のメニュが来ました。

左側がアラカルト、右側がコース2種。
間にはさんだ白い紙がもう一つのコースで、
全部で3種類のコースがあります。
テーブル上には、アルバ産の白トリュフ料理が3品。

メニュにはさまれた白い紙に書かれていたのは、おまかせコース。
しかし料理の数が多そうなので、とても食べきれないと思い、
《DINER DU MARCHE 市場のディネ》を選択。

一緒に行った連れの人が豚が食べたいと言うので、
メインを牛から豚に差し替えてもらいました。

メニュを決めると七種類ほどのパンが。
(コレド日本橋に入っているメゾンカイザーのものだとか)
バターは有塩と無塩の二種。
(上に塩の粒、赤のパプリカを置き区別)

○フォアグラの燻製をムース状にしたものの上に
 オゼイユ(スイバ、すかんぽ)のソース。(ガラスの瓶に入って出てきました)
○鴨フォアグラのコンフィ。スティック状にしたものの上に
 コケモモのソースをジュレ状にしたものが載っています。
 ビーツの葉が三枚。(細長いやはりガラスのプレート)。
 パン・ド・カンパーニュを添えて。

ワインは、ドン・ペリニヨンのロゼ ’96。
           ソーテルヌの貴腐ワイン。(ディケム? ワイナリー、年度失念)
 
○甘エビ。キュウリ、ズッキーニなどの野菜を細かく刻んだ上に
 甘エビに火を通し、輪切りにしたものが。
 そこにコンソメ(椎茸、牛などで出汁をとったもの)をかけて。

ワインは、Coche Duryのムルソー’04。

○うなぎ。皮をとった鰻をコンペクションオーブンで蒸したもの。
 レモンのコンフィ、マカデミアナッツをかけたもの。
 ソースはハースニップ(白にんじん)?

○和牛フィレ肉のポワレ。セップ茸のムースの付け合わせ。
○乳飲み仔豚のロティ。血のソーセージ。リーフサラダ。黒トリュフ入りポレンタ添え。 

ワインは、ブルゴーニュのEchezeaux’95。

○チーズ。ワゴンサービスから3種ほど選択。
 モンドール、エポワス、ロックフォール、ミモレットなど。

ワインは、ボルドーのCheval Blanc ’95

デセールは、三段階でやってきました。
まず軽いもの、メイン?、またその後に焼き菓子、チョコなどが。

○野苺のソルベ。ムース(材料失念)
○赤いルビー・グレープフルーツのサラダ。
 スパイスの効いたスープに浸して。わさびのソルベ。
○メロン2種のフルーツサラダにメロンソルベ。
○チョコ3種。(他にもワゴンに美しく飾られた様々なお菓子が、
 大量にやってきて、そこから選ぶことが出来ます)

ワインは、スペインのMolino Real (年度失念)
           カナダのアイスワイン Konzelman ’98(品種、ワイナリー失念)
            アルザスの白。Gewurztraminer Rangen de Thann 
            (ワイナリー、年度など失念)           

コーヒー。
(ハーブティーも各種揃っています)
       
メニュ、ワインは、ちゃんと説明を受けたのですが、
うろ覚えで書いているので、不完全で間違っている可能性があります。
というか多分、色々、違っています。ご容赦下さい。

なおコースの値段、アラカルト料理にどんなものがあるのかは、
ロオジエのホームページで詳しくご覧になれます。
興味のある方はどうぞそちらをご参考にして下さい。
ホームページのアラカルトは2008年7月のものなので、
現在11月のものとは異なっているものがあります。

またお店に電話すれば、メニュを詳しく教えてもらえるそうです。

結論としては、
日本で最高峰のフレンチレストランの一つだと思います。
三つ星の価値は十分にある料理、雰囲気、サービスですね。

この店での時間は、訪問者にとって貴重な体験となることでしょう。
人生の記念日に行くのにふさわしいお店だと思います。

料理は一皿毎に、ちょっと驚く素材の組み合わせと、
様々な技巧が凝らされているものの、軽めの仕上がり。
余り胃腸に負担をかけさせません。
中でもハーブやそれぞれの食材の香りが素晴らしかったですね。

サービス面で言えば、特別な時間を過ごしているという
豪華なハレの気分を感じさせてくれるのに、
客に緊張をさせない接客に非常に好感を持ちました。

周囲の方々は、常連の方が多くて、
くつろいだ様子なのには驚かされました。
このお店に度々、通っているのはどんな方なのでしょうか?

ただ少し感じたのは、
天井の高さが若干低めなことと、照明の明るさ。
これは好みですが、もう少し天井高があり、
照明が落とされていれば更に落ち着くかもしれません。

また今回は、豪華な調度、絵画類に目を通す
時間と気持ちの余裕がなかったのが、
自分にとって惜しかった点ですね。

それにしても7時半に着いた時にほぼ満席で、
10時半に店を出た時には、ほぼ他のお客さんはおらず。
イタリアの食事時間に慣れているので、
日本は、食べ始めるのが早く、食べ終わるのも早いと驚いた次第。

海外の三つ星レストランだともっと遅い立ち上がりで、
夜遅くま賑わっているのに…。そこが日本なんでしょうね。

食べ終わったら、今度は、エレベーターで1階に。
フランス人のサービスの方と中本シェフソムリエに
見送って頂きました。

歩いて帰るのは少し気恥ずかしかったですね…。

メインが終っても、大量のデザートが待っていますので、
万全の体調を整えないと、途中でギブアップということに。
周囲のお客さんが一流の格好でいらしているので、
店にふさわしい服装で行かないと気後れするかもしれません。

次回は運転手付きの車の送迎付きかな?
それは、いつのことになるやらわかりませんが。

そうそうパン、チョコ、焼き菓子などをお土産に頂きました。
21日朝にパンを口にしました。
今日の3時のおやつは、お菓子を頂こうと考えています。

ミシュランガイド東京2009 日本語版》(アマゾン)
【予約】 ミシュランガイド東京2009 日本語版》(楽天ブックス)


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(4) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 2

ムーンライト

人形町の洋食「そときち」さんが「はなまるマーケット」で11月27日に紹介されるそうですね。
http://sotokichi.blog36.fc2.com/blog-entry-90.html#comment
「そときち」さん。お客様が探してご来店になっているようです。

ミシュランの三つ星を獲得した銀座のフレンチレストラン!
憧れますね~。行ってみたいです。
けれど、ちょっと私には敷居が高い。

今年も大木トオル・クリスマスディナーショーへ行くのですが、今回は「そときち」さんへ伺う為、例年より早い飛行機を予約しました。
飛行機が吹雪きで遅れたりしなければ、是非「そときち」さんでランチをと思っています。
店内にサイン入りの大木トオル・ディナーショーが張ってあるそうで、それを拝見するのも楽しみです。

by ムーンライト (2008-11-21 16:43) 

ryuji_s1

銀座のフレンチ「ロオジエ」
素敵なフレンチ

お料理食材も豪華ですね

美味しそうです

by ryuji_s1 (2008-11-30 09:38) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 4

トラックバックの受付は締め切りました