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呪いの宝石「ホープ・ダイヤモンド」の正体をフランスの国立自然史博物館が断定。 [気になるニュース]

女性の永遠の憧れダイヤモンド。

こればっかりは男性には理解できません。

しかし歴史に残るような大きなダイヤモンドには、
数々の恐ろしい逸話があります。

その一つが、スミソニアン協会が所蔵するホープ・ダイヤモンド。

その正体が調査でわかりました。
なんと驚くべきことに、

それは、ルイ14世のブルーダイヤだったのです。

11月20日、読売新聞夕刊。
《「のろいの宝石」、正体はルイ14世のブルーダイヤモンド》
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081120-OYT1T00296.htm?from=main2

《「のろいの宝石」として知られる、米スミソニアン協会(ワシントン)所蔵の
「ホープ・ダイヤモンド」が、フランス革命の混乱のさなかに盗まれた
太陽王ルイ14世の「ブルーダイヤモンド」をカットした物だったことが確認された。》

その記事にもありますが、二つのダイヤモンドは、
数あるダイヤモンドの中でも有名なもの。

《ホープ・ダイヤモンドは、交通事故などの災難が
持ち主に降りかかったと言い伝えられる。
一方、ブルーダイヤモンドは、処刑されたルイ16世と
王妃マリー・アントワネットが最後の所有者だったとされる。》

この二つが同一(ブルーダイヤモンドをカットしてホープ・ダイヤモンドに)と
分ったわけで、ますますその「呪い」の歴史は広がったのでしょうか。
(呪いについては、作られたものとの説が強い)

今回、結論づけたのは、フランスの国立自然史博物館ですが、
2005年には、スミソニアン側も、同様の結論を出していました。

ブルーダイヤは、インドで発見され、
1668年にルイ14世が買い上げ、
フランス王家の所有となりました。

最後の所有者は、フランス革命でギロチン台の露と散った
マリー・アントワネット。
その後、革命のどさくさで、1792年にパリで盗まれました。

一方、ホープ・ダイヤモンドは、
ヘンリー・フィリップ・ホープが
自らの宝石コレクションに加えた所から、
こう呼ばれるようになりました。

多くの所有者の間を転々としたこのダイヤモンドは、
破産、交通事故、変死などを持ち主にもたらしたとされています。

所有者のみならず、単につけただけの人にまで。

あのマリリン・モンローも、
このホープ・ダイヤモンドを主演作の中で身につけたせいで…。

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その中で彼女は、《Diamonds Are a Girl's Best Friend》を歌っていますね。

映画の中にもウィンストンの名前が出てきますが、
最後の個人所有者となったのは、
あのダイヤモンドで有名なハリー・ウィンストン。

彼は、これをスミソニアン博物館に寄付。
寄付するに辺り、切手をはり普通郵便で郵送したと言います。

展示してあるスミソニアン博物館。
http://www.mnh.si.edu/

ホープダイヤモンドの歴史。(英語)
http://mineralsciences.si.edu/hope.htm

このホープ・ダイヤモンドがモデルとなったと言われているのが、
あの映画「タイタニック」に登場した「碧洋のハート」
(ハート・オブ・ジ・オーシャン)。

劇場公開10周年記念/セリーヌ・ディオン来日記念
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基礎知識から映画の中のダイヤモンド、逸話などが満載。
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映画の中のジュエリーに関して記したサイト。
《映画の中のジュエリー》
上記の二作の話題の他、沢山の作品について書かれています。
http://j-kichi.maru-zen.com/film/film_home.html

それにしてもカットしてどんどん小さくなっていったブルー・ダイヤモンド。
ホープ・ダイヤモンド以外の部分は、どこにあるのでしょうか?

もしかしてあなたのそのブルーのダイヤは…。


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