「デジタルカメラに使うカードは何枚くらい、買っておいたほうが…」と聞いていたおじいさん。昔のフィルムのような時代になりました。

秋の行楽シーズンに備え、
デジタルカメラを新調したい所ですが、
経済がそれを許さず。

結局、新しいメモリーカードを買うことにしました。

最近は、ソニー製品を除き、
ほぼSDカードの天下のようですね。

現在、使っているカシオの機種は、

以前、バンクーバーに長期滞在する直前に買いました。
もうそれから3年余りもたっているんですね。

非常に気に入っているのですが、
残念なことにSDHCという2ギガを超える大容量に
対応していないのですね。

ですから買える最高の容量は2GB。

ネットを探したところ、驚きました。
そして3年ほど前に店頭で見かけた1人の
年配の男性の言葉と姿を思い出しました。

驚いたのは、SDカードの価格です。

一般的な書き込み速度のもの、高速タイプ、
メーカー品、OEM品、ノーブランド品など、
同じSDカードでも色々種類がありますが、
安い物なら500円台からあります。（送料は200円ほどプラス）

東芝の高速タイプで、900円（税込み、送料別）のものを
楽天市場で見つけました。

《[送料210円〜]東芝製 2GB SDカード 日本製
6MB/s高速仕様[メ]【即納】【開催080912kdm】》

 

さらにマイクロSDならモット安い。

《緊急値下げ[送料210円〜]東芝 2GB micro(マイクロ)SDカード
日本製 10MB/S高速仕様[メ]【開催080912kdm】》

 

この2GBのSDカードを使えば、
自分のデジカメなら
最高画質で撮影しても、600枚ほどは撮影可能。
昔のフィルムなら36枚撮りで16本余りということになります。

昔、あるおじいさんが店頭で店員に尋ねていた。

「このデジカメに使うカードで何枚ほどとれますか？」

見るとそれはSDカードの256MBのものでした。

「そうですね。一番いい画質で撮影しても100枚ほどは撮影できますね」

「フィルムでいうと3本分か。何個ほどいるかなー」

店員さんは、最後の言葉を聞き逃したみたいでノーリアクション。
そのおじいさんは、おそらく勘違いをしていたようです。

つまり従前のフィルムカメラのフィルムと同じく、
一度、フィルムで撮影、現像すれば、それきりで、
使い回しできないと思われていたようなんですね。

実際、別の機会に、店員に、
「メモリーカードは一度撮影しても失敗したものは、消去でき、
コンピューターに移せば、消去して何度も使い回しできる」
と教えられ、びっくりしていた年配の方を何人も知っています。

しかしSDカード（その下のマイクロSD、ミニSDも）が
昔のフィルムよりも安くなっている現状、
さらに保存するHDDの脆弱性を考えるなら、
昔のように撮影したら、消去したり、移動したりせず、
そのまま保存した方がいいのではないか？

もしかしたらそれが一番、手間がかからず
安全性の高い保存方法ではないか
と最近、思うようになりました。

もちろんオンラインストレージに保存したり、
DVD、CDに焼いておくなども
バックアップとして必要だとは思いますが…。

以前、映画のデジタル保存にかんするニュースを読みました。

それは、映画のフィルムをデジタル化して、
HDDなどの媒体に保存する場合、
その手間と保存費用は、フィルムのまま保存するよりも
はるかにかかるというものでした。

さらに将来、技術が発達した場合に、
デジタル化し直すために
現物のフィルムを保存しておく必要がある…。

(「ザ・デジタル・ジレンマ」､映画芸術科学アカデミーの報告書)

個人の場合、そこまで大げさに考える必要はないかもしれません。

しかし今後を考えるなら、現物のメモリーカードを撮影したら、
そのまま保存し、新しいSDを買いましていく
という選択はあるなと感じました。

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旅の写真は自分がとっておかないと、
記録として誰も残してくれないんだよなー。

 

コメント 1

カメラを持った日本人、イメージは新旧を問わずですねｗ
by nano (2008-09-17 14:56)