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貸し主は、借り主に「この物件、幽霊が出ますよ」と説明しなくてはいけないか? 座敷童の宿、ロンドン幽霊ツアー。イタリアは…。 [気になるニュース]

築数百年なんて建物が平気であるイタリア。
ということは、アレが出ることもあります。

それで問題になることも。
日本でもこうした話はあるんですね。

2008年5月9日、下野新聞。
《「幽霊出る」説明せず? 建物借り主、仲介業者ら提訴》
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&d=20080509&n=0

《建物の賃貸借契約の際「幽霊が出る」とのうわさについて
説明しなかったとして、日光市内の男性が8日までに、
建物の所有者などに502万円の損害賠償を求める訴えを宇都宮地裁に起こした。》

訴えた方は、説明がなかった。
貸した側の業者は、説明したと、
正反対の主張をしています。

ここで、興味深いのは、営業を開始した後に、噂を知らされ、
《さらに男性自身も白い影を目撃したり、無人なのに足音や物音がしたり、
人感センサーの照明が突然点灯することもあったという。》

法律的には、幽霊に関する事項は、
説明すべき重要事項なんでしょうね。

それは認めた上で、説明を受けた、受けていない
という所で、争っているようです。

うーん。

前に借りていた人は、《幽霊のうわさに悩まされて退去した》のか。
業者は、おはらいをしたんですね。

自分は、幽霊は気にはならないのですが、
《足音や物音がしたり、人感センサーの照明が突然点灯することもあった》
というのは、問題ですね。

幽霊の前に考えられるのは、
飲食店の場合、ネズミではないかと思うのですが…。

逆に考えて、《幽霊の出るお店》として売り出せばいいとも思うのですが。

実際、東北では、座敷童が出る宿と銘打っている宿があるぐらいですから。
http://www9.plala.or.jp/ryokufuso/index02.html

ロンドンには、幽霊ツアーもありますね。
http://www.london-ghost-walk.co.uk/
幽霊の出るホテル、パブなんて結構、人気があるそうで。
http://www.london-ghost-tour.com/

HISロンドンのブログ。
《泣く子はちびる ロンドン一の幽霊ホテル
http://ameblo.jp/his-london/entry-10013643314.html

関連エントリー
イタリアのホテルの幽霊。春の金縛り。

イタリアでも、各地に幽霊や、悪魔などを売り物にした
場所があります。

イタリア各地の怪奇の場所を旅しています。
イタリアの魔力―怪奇と幻想の「イタリア紀行」》(アマゾン)

イタリアでも幽霊が出るということで訴訟になっています。

2008年3月18日、産経新聞。
怪奇現象相次ぐ不気味な“幽霊屋敷” イタリアで訴訟に
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080318/erp0803181533005-n1.htm

《イタリア中部ウンブリア州の男性(57)が、購入した家に幽霊が出る
として売買契約解約の訴訟を起こす準備を始めた。》

具体的な問題としては、
《足音や壁をたたく音、家の中の物が燃えるなどの“怪奇現象”》

法的な問題としては、こうした情報(事項)を、契約する時に、
説明していなければならないかということのよう。

日本の上の訴訟の場合は、すでに幽霊に関しては、
重要事項として両者が認めています。
イタリアの場合は、幽霊情報が、説明すべき事項なのかどうか
がまず問題のようです。

幽霊は、「問題のある隣人」なのかどうかということですね。

そう言えば、ホワイトハウスにも出るなんて話があったなー。

産経新聞、2007年10月29日
米大統領官邸に幽霊?
http://sankei.jp.msn.com/world/america/071029/amr0710291650004-n1.htm

イタリアでは、数え切れないですが、
ウフィッツィ美術館も出ると聞いたことがあります。
でもまあ長居して、夜を過ごすことはないので…。

夜、長い時間、寝なければいけないホテルに出るとすれば、
怖い人は怖いかも。






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