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パリの地下には何がある? [旅行]

1月26日、朝日新聞朝刊の特派員メモは、
《◆パリ 夜の地下鉄ツアー》

沢村特派員が、参加した月に一度のパリ地下鉄ツアーの報告です。
《古い車両の保存や修復に携わる有志の地下鉄職員が主催》しているもの。
1930年代に作られた年代物にのり、路線を変えながらのツアー。

《14路線あるパリの地下鉄が、実はお互い網の目のように
結ばれている》《「17世紀のトンネルを活用した路線もあります」》のだそう。

ツアーは、午前0時半から朝5時までと長丁場。
最後に戻ってきた操車場で参加者200人はシャンパンで乾杯。 

なんだか面白そうですね。
乗り物好き、パリに詳しい人も参加した人は少ないのでは?
あたしも未体験。

主催しているのは、ADEMAS(フランス語のみ)
2007年初のツアーは、1月20日に開かれたようですね。

パリの地下を巡るといえば、下水道ツアーもありますね。
「レ・ミゼラブル」でジャン・パルジャンが
マリウスを抱いて逃げたパリの下水道。
パリの地価を縦横無尽に張り巡され、総延長は2000キロを超えるとか。
現在は、下水道の仕組み、本物の下水管を見学できる
下水道博物館があります。

ジョルダン株式会社のタウン情報《パリ下水道博物館》(日本語)
Musée des égouts de Paris》(フランス語)
パリの下水道 ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」とその周辺
日本財団のホームページ
パリ雑記(上) PARIS SOUTERRAN(パリの下水道)
レ・ミゼラブル 全4冊 (文庫)
映画《レ・ミゼラブル [SUPERBIT(TM)]》高画質版

「レミゼ」ファンならずとも一見の価値あり。(多少の臭いはあります)

下水道を逃げるといえば、《第三の男
舞台はウィーンですね。
ウィーンも市の水道局が下水道ツアーを行っています。
ホームページ《ウィーン今昔物語》内、
映画『第三の男』下水道ガイド (Die Rueckkehr des Dritten Mannes)

パリではカタコンベと(Les Catacombes de Paris)と呼ばれる
地下墓地があり、それを見学出来ます。(ローマ、パレルモなどにもあり)
日本旅行の《観光地情報 パリ カタコンブ
YOSHIKI、ハリウッド進出…米映画「カタコンベ」の音楽担当「カタコンベ」
なんて話題も。

パリの地下は、穴のあいたチーズのようになっているようです。
何せ、パリは何でも地下に埋めている。
上下水道は言うに及ばず、工業用水道、電線、電話線、
郵便配達のための管、地下鉄(メトロ)などなど。

不思議なパリを独自の視点から紹介。まさにミステリー・ツアー。
ワールド・ミステリー・ツアー13〈3〉パリ篇

2003年4月23日、東京新聞夕刊の書評から抜粋。
《パリの街に並ぶ建物の壁の色はオレンジ味を帯びたベージュ、画材なら
カラン・ダッシュの41番の色。この石灰岩は、実はパリの地面の下から
切り出された。だからパリの地価には坑道が通り、その一部がカタコンベ
(地下墓所)になって…。》
イラストとそれに添えられた文章が、パリで暮らした人ならでは。
ぶらぶら猫のパリ散歩―都市としてのパリの魅力研究

《「パリParis」カメラマン都築清の写真ブログ》の
2006年3月15日のエントリー《メトロな人々 vol.3 地下洞穴の謎》には、
パリの地下に広がる、洞穴のことが。
そういえば、何年か前、洞穴に映画館を作ったアーティストの
グループがいて、地下組織があるんじゃないかとパリ警察が調べた
なんてニュースもあったなー。
(上の日本旅行のカタコンベの記事の中にも書いてあるけど)

パリに負けず劣らず穴だらけの東京。
東京の地下鉄の秘密に迫った本。
帝都東京・隠された地下網の秘密 (文庫)

パリの地下鉄つながりの映画
地下鉄のザジ
実際、地下鉄は、最初と最後の方に出てくるだけですが…。

下水道つながりで、下水道が出てくる映画を。
その名も《地下水道》は、ポーランド映画。
第二次世界大戦中のポーランドのレジスタンスの人々が、
ゲシュタポに追われ、下水道から逃げるというシーンがあります。

ショーシャンクの空に
無実の罪を着せられた主人公が、刑務所に。
脱獄を図るのですが、下水道が重大な役目を果たします。
見ていて、臭いやぬめりが伝わってきたなー。

 


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