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高円宮典子さま婚約。お相手は出雲大社禰宜(ねぎ)の千家国麿さん。 [気になるニュース]

高円宮典子さま(25歳)の婚約が内定したと
宮内庁から発表されました。

《典子女王殿下ご結婚関係》
http://www.kunaicho.go.jp/activity/activity/08/gokekkon-h26.html

お相手は、出雲大社禰宜(ねぎ)の
千家国麿(せんげ・くにまろ)さんで40歳。

今年の秋、出雲大社で挙式をされるとのこと。

ずいぶん前ですけれど、やはり代々、
神職をつとめられる家系の方に話を伺った折に、
日本の宮司を勤める家系の中で、
最も古いのはおそらくこの出雲大社の
千家さんのところだと伺ったことがあります。
千家さんの父上・千家尊祐さんは、
現在、出雲大社の宮司を務めていらっしゃいます。

国麿さんはご長男。
1996年、国学院大文学部神道学科を卒業された後、
乃木神社、石清水八幡宮を経て、現在は出雲大社で
禰宜(ねぎ)を務めていらっしゃるようです。

出雲大社
http://www.izumooyashiro.or.jp/

縁結びの神様で名高く、寝台特急「出雲」で
訪れる女性も多い出雲大社は、
丁度去年2013年が60年に一度の大遷宮でしたね。

出雲大社は、一般に「いずもたいしゃ」と呼ばれていますが、
「いずものおおやしろ」というのが正式な呼び方。

ご祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)。
ほかに天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・高皇産霊神(たかみむすびのかみ)・
神皇産霊神(かみむすびのかみ)・宇麻志阿志軻備比古遅命(うましあしかびひこじのみこと)・
天之常立神(あまのとこたちのかみ)を祀られています。

こちらの神社は、古事記、日本書紀には、
大国主神が天照大神への国譲りに応じるかわりに、
壮大な宮を造ってほしいと述べられた
ところから造営されたと伝えられています。

その社殿は大社造(たいしゃづくり)という、
独特であり日本最古の神社建築の様式です。

国宝となっている現在の本殿の高さは
八丈およそ24メートルですが、
太古には、三十二丈およそ96メートルもある
巨大な高さの神殿だったとされています。

出雲大社紫野教会《出雲大社の御本殿》
http://www.izumo-murasakino.jp/yomimono-009.html

こちらは十六丈での再現CG
http://www.tomomori-kogyo.co.jp/iz-taisya/izumo-taisya-cg.htm

出雲大社、よくあるご質問 創建の年代、
正式の礼拝方法「2礼4拍手1礼」などについて書かれています。
http://www.izumooyashiro.or.jp/qa.html

こちらを1300年余りお守りし祭祀を創建以来、行ってこられたのは、
天照大神(あまてらすおおみかみ)の子の
天穂日命(あめのほひのみこと)を祖とする出雲国造(こくそう)家。

南北朝時代に千家(せんげ)、北島に分かれて、
交代で務めましたが、明治以降は千家家が務めています。

現在、宮司をつとめられるのは、上にも記しましたが、
84代国造でいらっしゃる千家尊祐氏。

今回、婚約された国麿さんは、
将来85代の宮司を継がれることになりますね。

今回のお二人のご婚約は、
神話時代にも遡るお話で、
日本の歴史の長さを思い出させますね。

NHKスペシャル
《シリーズ遷宮 第1回 伊勢神宮~アマテラスの謎~》
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0101/
《シリーズ遷宮 第2回出雲大社~オオクニヌシの謎~》
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0102/
《二つの遷宮 伊勢と出雲のミステリー》
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0104/

追記2014年5月28日、
千家さんは、婚約記者会見の中で、
《私どもの家の初代が、皇祖・天照大神の次男と伝えられています。
2000年を超える時を経て、今こうしてきょうという日を迎えた
ということに深いご縁を感じています》
と述べられています。



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