南海トラフ巨大地震で瀬戸内海側にも津波。愛媛県で死者最多との西条市で聞いた被害想定に驚く。 [気になるニュース]
愛媛県西条市にある弟の家に行ってきました。
弟から聞いて驚いたことの一つが、
南海トラフ巨大地震での被害想定です。
愛媛県西条市は瀬戸内海に面した場所にある町。
高知県の裏側、瀬戸内海でも真ん中辺りに位置しています。
なので、津波は来ないもの
と思い込んでいたのですけれど、太平洋を襲った津波が、
西の豊後水道、東の紀伊水道から、
ぐるりと回り込んで、やってくるのですね。
最悪の被害想定では、西条市では、
海岸線から2㎞ほど離れている
予讃線の通っている上あたりまで、
浸水するのだとか。
弟の家の近くにある、国道196号線から少し上に位置する
ある銀行の支店に行ったのですけれど、
店内にその被害想定の地図がはられてありました。
その銀行は浸水地域にすっぽりと入っていました。
(海抜2.1メートル)
《愛媛県地震被害想定調査》
http://www.pref.ehime.jp/bosai/higaisoutei/documents/12gaiyoban.pdf
〇西条市:死者が県内最多の3648人。
動画、中に被害想定地図が。
《南海トラフ地震被害想定で西条市が説明会・愛媛新聞》
https://www.youtube.com/watch?v=Wo96Rbma6t8
2014年3月27日。
《「南海トラフ巨大地震~地震から命を守る~」(愛媛県南海トラフ巨大地震体験版DVD)の作成について》
http://www.pref.ehime.jp/bosai/bosaitaisaku/nankaitorahudvd.html
《愛媛県地震被害想定調査結果(第一次報告)について》
市町村別アニメーションなかに西条市あり。
http://www.pref.ehime.jp/bosai/higaisoutei/higaisoutei24.html
〇愛媛県、被害想定。
死者は最悪16032人。
これまでの国の想定の約1・3倍。
津波被害による死者数8184人。建物倒壊6210人。火災1585人。
市町別では、西条市3648人。宇和島市2568人、新居浜市1841人、
愛南町1265人など。
経済被害は県内総生産の3倍超の推計およそ16兆1500億円。
建物被害11兆1300億円。ライフライン被害9100億円、
交通施設被害5800億円。
〇浸水は外洋からの津波のみならず、
地震により堤防が破壊されることにもよる。
上記の想定の地図や動画を見ると、
抽象的だった地震、津波被害が
具体的なもの、身近なものとして感じられました。
現在、東京に住んでいますが、
この愛媛県や高知県など、
南海トラフ巨大地震の想定は、人ごとではありません。
東海地震、首都圏直下型地震など、
大打撃を受けるであろう地震の発生確率は
かなり高いものとなっています。
自分が住んでいるところが地震が発生したときに、
どのような被害を受ける可能性があるのか、
それだけでも確認し、備えておこうと改めて決意しました。
弟から聞いて驚いたことの一つが、
南海トラフ巨大地震での被害想定です。
愛媛県西条市は瀬戸内海に面した場所にある町。
高知県の裏側、瀬戸内海でも真ん中辺りに位置しています。
なので、津波は来ないもの
と思い込んでいたのですけれど、太平洋を襲った津波が、
西の豊後水道、東の紀伊水道から、
ぐるりと回り込んで、やってくるのですね。
最悪の被害想定では、西条市では、
海岸線から2㎞ほど離れている
予讃線の通っている上あたりまで、
浸水するのだとか。
弟の家の近くにある、国道196号線から少し上に位置する
ある銀行の支店に行ったのですけれど、
店内にその被害想定の地図がはられてありました。
その銀行は浸水地域にすっぽりと入っていました。
(海抜2.1メートル)
《愛媛県地震被害想定調査》
http://www.pref.ehime.jp/bosai/higaisoutei/documents/12gaiyoban.pdf
〇西条市:死者が県内最多の3648人。
動画、中に被害想定地図が。
《南海トラフ地震被害想定で西条市が説明会・愛媛新聞》
https://www.youtube.com/watch?v=Wo96Rbma6t8
2014年3月27日。
《「南海トラフ巨大地震~地震から命を守る~」(愛媛県南海トラフ巨大地震体験版DVD)の作成について》
http://www.pref.ehime.jp/bosai/bosaitaisaku/nankaitorahudvd.html
《愛媛県地震被害想定調査結果(第一次報告)について》
市町村別アニメーションなかに西条市あり。
http://www.pref.ehime.jp/bosai/higaisoutei/higaisoutei24.html
〇愛媛県、被害想定。
死者は最悪16032人。
これまでの国の想定の約1・3倍。
津波被害による死者数8184人。建物倒壊6210人。火災1585人。
市町別では、西条市3648人。宇和島市2568人、新居浜市1841人、
愛南町1265人など。
経済被害は県内総生産の3倍超の推計およそ16兆1500億円。
建物被害11兆1300億円。ライフライン被害9100億円、
交通施設被害5800億円。
〇浸水は外洋からの津波のみならず、
地震により堤防が破壊されることにもよる。
上記の想定の地図や動画を見ると、
抽象的だった地震、津波被害が
具体的なもの、身近なものとして感じられました。
現在、東京に住んでいますが、
この愛媛県や高知県など、
南海トラフ巨大地震の想定は、人ごとではありません。
東海地震、首都圏直下型地震など、
大打撃を受けるであろう地震の発生確率は
かなり高いものとなっています。
自分が住んでいるところが地震が発生したときに、
どのような被害を受ける可能性があるのか、
それだけでも確認し、備えておこうと改めて決意しました。
愛知県は、南海トラフ巨大地震が発生した場合の県内の被害想定を、国とは別に独自で試算。5月30日に公表。最悪の想定の場合、犠牲者は、国想定より6000人多い29000人。対策を立て、減災することが狙い。
by nikitoki (2014-05-31 12:28)
地震調査委員会は、毎年1月1日を基準に全国の地震の発生確率を公表しています。南海トラフ地震に関しては最大でマグニチュード9クラスが予想されていて、今後30年以内に発生する確率は去年が「70%程度」としていましたが、今回「70%から最大80%」に引き上げられました。
by nikitoki (2018-02-10 18:49)
2018年6月18日、大阪で大きな地震がありました。現在の日本列島の地震、火山の状況は、9世紀の頃に似ているのだそう。
《緊急報告! 西日本大震災に備えよ『PHP研究所』》
https://ironna.jp/article/3159?p=1
9世紀に起こって、現在に発生していないのは、関東南部の直下型地震と南海トラフ巨大地震。東日本大震災に対応する貞観地震の9年後とそのまた9年後に発生しています。9世紀と同じなら、2020年と2029年が危険と指摘しています。
by nikitoki (2018-06-18 21:33)
2020年1月24日、南海トラフ沿いの地域が今後30年以内に津波に襲われる確率が初めて公表されました。
https://www.jishin.go.jp/evaluation/tsunami_evaluation/#nankai_t
そのためか、このエントリーにアクセスが集まっています。ちなみに愛媛県西条市は、3,5,10メートルすべてにおいて6%未満となっています。
by nikitoki (2020-01-27 11:33)