SSブログ

ブラジルW杯。6月開催で赤道近くの高温が心配。時間の変更を選手組合が求める。カタールW杯、東京五輪も? [気になるニュース]

12月6日、日本時間の7日に、
ブラジルW杯の組み分け抽選会が行なわれます。
サッカーの神様(王様?)ペレも登場予定とか。

2014年6月の開催。
時間はあるようですぐにも来そう。

ブラジルW杯。
ブラジルの各地で開かれますが、赤道近くの都市で、
6月に開催されるということで、試合開始時刻の変更を
求める声が上がっているそう。

なぜなんでしょうか?
猛暑で選手の体調が心配されるからです。

昼間に高温となる地域があり、その時刻に試合をすれば、
選手の体調が不良となり、試合の質も下がるとして、
試合開始時刻を繰り下げ、少しでも気温が低い
時間帯での試合をと求めているのです。

要求しているのは、ブラジルの選手会組合。

W杯の全64試合中、24試合が午後1時開始予定。

しかし、ブラジルの国内リーグなどの試合では、
この時間帯に気温が高い地域で試合が
実施されることはほとんどないとのこと。

ちなみに2013年今年6月のコンフェデレーションズ杯は、
ワールドカップのプレ大会ということで、ブラジルで実施されました。
(日本はブラジル、イタリア、メキシコに3連敗)

優勝したのは地元ブラジル
準優勝は現在世界王者、FIFAランキング1位のスペイン。
この敗因は、30度近い蒸し暑さの中で、スペインが、
準決勝を闘ったからともいわれています。

6月27日、カステロン(フォルタレザ)で、イタリアと対戦。
0-0で延長戦、さらにPK戦で決着。

組合は、7月に、高温が心配される
マナウス、フォルタレザ、ブラジリアの3都市と、
比較用にサンパウロの計4都市で、
午後1時開始のテスト試合を行なっています。

選手の体温を15分ごとに調べたところ、
上記3都市の試合では、40度を超える選手もいたとのこと。

この実験結果とともに、選手会は要求をFIFAに提出。

この提案に、FIFAのブラッター会長も
理解を見せており、変更について検討するとのことです。

テレビ中継とのからみもあり、試合開始時刻の変更は、
なかなか難しそうですが、選手の体調不良で、
試合の質が下がってしまっては元も子もありません。

ここは考えて欲しいものです。

気が早い話ですが、ブラジルの次の2018年の
ワールドカップ開催国はロシア。
さらにその次、2022年の開催国はカタール。

カタールに関しても、高温が問題となっており、
試合開始時間というより、開催時期自体を
変更しようという議論も出ています。

また2020年開催予定の東京五輪も、
まさに東京が最も暑い時期となる
7月下旬からの2週間。(7月24日~8月9日)

この開催時期は、他のスポーツ試合時期の関係で
決められたものですが、変更を求める声が上がっています。

選手もそうですが、見る方もできれば、
もう少し快適な時期にしていただきたいものですね。

○2014年ブラジルW杯の心配

2014年6月12日に開幕戦。
その会場となるサンパウロ市内のスタジアムはまだ建設途上。
11月27日にクレーン横転事故が発生し、電光掲示板に鉄骨が倒れた他、
作業員2人が死亡。年内完成を予定していたが、完成は来年に。

現在、建設中のスタジアムは6つ。
年内の完成を目指しているが、来年になりそうな所が。

クリチバのスタジアムは、開閉式の屋根を取りやめ。
マナウス会場は、太陽光発電システムの設置を断念。

交通網の整備も遅延。
空港改築をあきらめ、
空港と競技場を結ぶバス専用道の整備も行なわず。

リオデジャネイロなど、ブラジル各地では、
6月以降に、W杯反対や汚職撲滅を求めるデモが発生。

10月、リオで行なわれた教職員組合のデモでは、
暴徒化したデモ隊が町を破壊。
大会開催中のデモも心配されている。

○2014年2月に迫ったソチ五輪も会場、施設の建設が遅れている。
 
こうした整備の遅れや治安の悪化を嫌ったIOCが、
堅実で治安もよい東京を2020年五輪の開催都市に選んだのだが……。

猪瀬都知事の5000万円借金問題。
巨大で高額な建設費用がかかる
新国立競技場の建設を巡り議論。
建設が遅れそうな気配も。

関連エントリー
2020年東京五輪、開催期間は、2020年7月24日(金)~8月9日(日)。気温は大丈夫?


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました