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北海道新幹線、青函トンネルを時速260キロで、東京ー新函館4時間切り。 [気になるニュース]

先日、函館の面白い男性と一緒に酒を飲み、
函館の町の現状と未来について話を聞きました。

その人は、本好き。
なので、いつも函館からずっと列車で東京までくるそう。

そこで話題になったのが、北海道新幹線。
新青森ー新函館は平成28年3月に開業するんですね。

国土交通省は、
青函トンネル内の速度を、2018年平成30年度、1日一往復、
時速260キロで走行させる方針であることを発表しました。

これまでは、青函トンネル内の最高速度は、
対抗する貨物列車のコンテナが、風圧の影響で、
破損する恐れがあることなどから、
在来線特急の最高速度である時速140キロと
想定し、所要時間などを想定してきました。

しかし、貨物列車のダイヤの工夫や、
すれ違いの時の減速システムなどの導入で、
より高速化を目指すことになったものです。

将来的には、トンネル部分以外での最高速である、
時速260キロでの走行も目指すとのこと。
そのアンを有識者会議に提示したとのこと。

時速260キロまでだせると、青函トンネル区間で、
およそ20分短縮でき、東京ー新函館間の所要時間は、
当初の想定を18分下回り、4時間を切り、3時間45分になるとのこと。
(なおその先、札幌まで延伸した場合、
東京ー札幌間は所要時間は4時間43分に)

○青函トンネルは、在来線、新幹線で共用。
 在来線には貨物が走る。
 貨物と新幹線を共用は日本初。
 海外では、貨物共用を求めるニーズがあり、この青函トンネルの
 ノウハウは、新幹線輸出に役立つ可能性。

○新幹線専用時間帯(枠)を午前中に2時間設定。
 →1日1往復を減速させずに青函トンネル内を運行させる。

北海道からの貨物列車は、今そして今後も、
物流面で非常に大きな役割を果たしています。

調整はなかなか大変でしょうが、是非、実現してもらいたいですね。

あともう一つ気になるのは、青函トンネルの耐久性と老朽化。

青函トンネルは、1988年(昭和63年)3月13日に営業が始まりました。
http://jr.hakodate.jp/train/tunnel/default.htm
すでにもう24年。

まだまだ大丈夫だと思いますが、
高速で走ることで、負荷がどれくらい増えるか心配です。
もっとも青函トンネルは、当初から新幹線を通すことは
想定されていたので、それも含めての耐久性は
十分に担保されていると思いますが。

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