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焼きそばパンで思い出した、三軒茶屋の足立ベーカリー、精養堂。 [グルメ]

コンビニですごい焼きそばパンを発見。

2010年4月13日、東京ウォーカー。
《パンに収まらない200gの麺! ローソンから“超デカ盛り焼きそばパン”発売》
http://news.walkerplus.com/2010/0413/4/

いやー、ここ10年、いやもっと食べていないなー。
結局、見ただけで買わなかったのですが、
思い出したパン店が二軒あります。

随分前に三軒茶屋にいた頃、最短距離だったため、
ある細い路地を抜けて、三軒茶屋駅まで通っていました。
その途中にあったのが、足立ベーカリーと精養堂です。

どちらも歴史のあるお店で、思わず懐かしいと声をあげるような
おかずぱん(調理パン)、菓子パンを販売しています。

東急沿線のフリーマガジン《SALUS》の街シリーズ《三軒茶屋》に
足立ベーカリーと精養堂が出ています。
http://salus.jp/magazine/shoplist/bn_31.shtml#TOWN

足立ベーカリーは、比較的、大きな通り(キンカンのすぐ近く)に
面しているのですが、精養堂は、細い路地にあるので、
多分、地元の人しか知らないでしょうね。

精養堂の方は、大正14年創業。
世田谷区の給食のパンも扱っていた(当時)と聞きました。

足立ベーカリーの方は、昭和23年創業。
どちらかというとおかずパン系に強く、
精養堂の方は、シベリア、ロシアケーキなど
洋物、甘物系が強かった気がします。

足立ベーカリーでクリームパンを買ったり、
逆に精養堂で、コロッケパン、タマゴサンド、
焼きそばパンを買ったりもしたのですが…。

足立ベーカリーでよく買っていたのは、
焼きそばパンとクリームパン。
精養堂では、コロッケパン、メンチカツパン、
タマゴとポテトのミックスサンドイッチかな。

精養堂のコロッケパン・メンチカツパンは、
細長いコッペパンではなくて、生地はコッペパンだが、
形はハンバーガーのバンズのように、丸い形だったと記憶。
調べたら、まだ他では余りお目にかからない
独特の黒パンも販売しているようですね。

今、それぞれのお店の外観の写真が掲載されているサイトを
探して見たのですが、足立ベーカリー、精養堂どちらも
改装されて、綺麗になって、昔の面影がないのが、
ちょっと残念といえば、残念。
でも、月日の経過を考えたら、昔のままの確率の方が低いので、
これは無い物ねだりかな。

それにしても今、改めて考えると、
「焼きそばパン」って不思議ですよね。
コッペパンの中に焼きそば。

炭水化物の中に炭水化物で、炭水化物が過剰。
まあ大阪では、焼きそばに白飯、お好み焼きに白飯、
うどんにいなり寿司なんて組み合わせがありますけれど。

さらにグーグルの地図を見ていたら、
精養堂の先、駅の近くの「とん起」もまだあることに
気付きました。懐かしいなー。

店名からわかる通り、焼き豚が有名な飲み屋です。
7~8人も入れば一杯の、狭いけれど、安くて美味しい店
だったのですが、ずーっと続いているんですね。

親父さんもいい年になると思うのだけれど、お元気なのかなー。

居酒屋を研究している武蔵大学社会学部教授の橋本健二さんのブログ
《橋本健二の居酒屋考現学》、2009年3月25日、
《三軒茶屋「とん起」》
http://d.hatena.ne.jp/classingkenji/20090325/1237937038


関連エントリー
三軒茶屋の和パンの名店・濱田家のぶどうパンとリンゴパンは、やっぱり評判通りだった。

三軒茶屋の釣り堀店、25日で閉店。市ヶ谷、麻布十番の釣り堀。

焼きそばパンで検索したら、こんな本がひっかかりました。
やきそばパンの逆襲》(アマゾン)

6年前の本ですが、面白そう。

追記 2023年3月13日 ○このエントリーにアクセスが集まっています。  精養堂は、「パングワン」という名前の  新しいパン屋を営業しています。 https://pingouin.tokyo/  足立ベーカリーは残念ながら閉店したようですね。
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