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沖縄に水上飛行機が導入。バンクーバーは水上飛行機天国。「紅の豚」、飛行艇。 [旅行]

このニュースを読んで真っ先にバンクーバーを思い出しました。

11月23日。産経新聞。
離島間輸送に活用 沖縄に水上飛行機
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081123/biz0811231855007-n1.htm

 

《東京の中小企業グループが開発を進めている海上で離着水できる
水上飛行機の1号機が沖縄で活用されることが決まった。

1号機はそよかぜⅡ号っていうんですね。
開発しているのは、水上飛行機開発事業協同組合。
http://outdoor.geocities.jp/seaplane55/shui.html

現在、用途を検討中とのことですが、
《離島向け救急搬送のニーズが高いほか
観光事業、物資輸送などでの活用が見込まれている。》

観光で水上飛行機が有効利用されているのが、
カナダ西海岸のバンクーバーです。
(上の記事にもカナダとありますけれど)

何年か前、サンシャインコーストの友達の家に
行ったことがあります。

そこは、バンクーバーからフェリーで行く島。
結構時間がかかります。

何泊かした後、その島から、
またバンクーバー市内のレジデンスホテルに帰った
翌日夕方、その友達から電話が。
「今から夕食に来ない?」。

昨日、帰ったばかりなのに、
それにもうすでに夕方だし…。

けれど、行こうと思えば行けたかもしれないんです。

というのは、水上飛行機ならバンクーバー市内から、
30分余りで行けてしまうのですね。

現在、その友達は別の島に引っ越してしまったのですが、
当時、住んでいた家のすぐ近くには、
水上飛行機乗り場があり、そこは、
バンクーバー市内を結んでいたんですね。

ですから自分が決意し、お金さえ払えば、
夕食を一緒に出来なくはなかったのです。

まあ友達は冗談で言ったのでしょうが。

バンクーバー周辺には島が結構あり、
それらを結ぶ足として、この水上飛行機が使われています。

バンクーバー島、
内陸ですがウィスラーなどに路線があります。
(ウィスラーは夏季のみ、グリーン・レークつまり湖で離発着)

値段もそんなに高くありませんし、
時間も短縮でき、天気のいい日の眺めは最高なので、
観光で利用された方も多いかもしれません。

と言っておいてなんですが、
つい最近、サンシャインコーストで
水上飛行機が墜落する事故がありました。

メープルタウン
《水上飛行機墜落現場をRCMPが夜通し見張る》
http://www.mapletown.ca/archives/5328

基本的には、水上飛行機は非常に安全な乗り物だとか。
それでも落ちてしまうということは、バンクーバー周辺では、
水上飛行機がかなり頻繁に利用されているということですね。

ブリティッシュコロンビア州観光局のサイト「飛行機」
http://www.hellobc.jp/ja-jp/TransportationMaps/TransportationModes/AirTravel/Vancouver.htm\\\

ハーバー・エアー
http://www.harbour-air.com/
子どもは無料のようですね。

ウェストコースト・エアー
http://www.westcoastair.com/

バンクーバー在住で、
飛行機のライセンス学校に
勤務されている方(教官)のブログ
《Javiator》の中の《水上飛行機》
http://javiator.exblog.jp/tags/%E6%B0%B4%E4%B8%8A%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E6%A9%9F/

沖縄でもまずは医療などの用途が先でしょうが、
是非、観光にも利用してほしいなー。

水上飛行機はフロートで浮き、
飛行艇は機体の下部自体で浮くと違いがあるのですが、
滑走路ではなく、水面を離発着に利用するのは同じ。
飛行艇が盛んだったのは、1930年代だったそう。
その頃からの歴史を描いています。
飛行艇の時代―世界の海を渡った豪華絢爛の翼 (のりもの選書)

そう言えば、飛行艇が出てきて活躍する映画がありました。
紅の豚 [DVD] (アマゾン)
その原作です。
飛行艇時代―映画『紅の豚』原作》(アマゾン)

「紅の豚」はアドリア海が主な舞台。

現在でもイタリアのコモ湖では、水上飛行機が使われています。
(イタリアで唯一の水上飛行機の訓練施設もあるそう)

高級別荘地、リゾート地で知られるコモ湖湖畔に立つホテル。
そこには、水上飛行機でチェックインというお客さんもいらっしゃるそう。

ヴィラ・エステ。
http://www.villadeste.it/cgi/index.asp
アクセスには、水上飛行機は書いていないのですが…。
http://www.villadeste.it/t23_location.html

近くのヴィラの紹介サイトの中には、
http://www.thevillabook.com/country/Italy/region/Italian_Lakes/villa/VILLA_BLEVIO_2/
《This villa is one of two luxurious villas near the artistic village of Blevio,
right on the shores of Lake Como, opposite the famous Grand Hotel Villa d’Este.
The villas have their own dock, enabling guests to arrive by seaplane,
or take a boat to the Villa d’Este or one of the charming villages around the lake.》
と水上飛行機が上げられています。

《GoNOMAD Destination Mini Guide: Lake Como, Italy》
http://www.gonomad.com/destinations/0504/lake_como_italy.html

《Como has the only seaplane training facility in Italy
so even if you can’t afford a flight you’ll get to see them fly overhead. 》
ちなみにそこは《Aero Club Como》。

今度、イタリアに言ったら、コモ湖の水上飛行機を利用してみたいなー。
あ、もちろんバンクーバーもですが。


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tomo

水上飛行機、私も乗ってみたいですねぇ~♪
着陸するときが、楽しそうですね~!

by tomo (2008-11-24 15:12) 

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