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美味? オポッサムの死にまね。play opossum

3月5日、日経新聞夕刊、プラムナード、
詩人・作家のアーサー・ビナードさんが、
《擬死回生》というタイトルで、オポッサムという動物について書かれています。

擬死つまり死にまね、死んだふりがうまい動物として、
オポッサムがあげられているのです。

北アメリカ唯一の有袋類と書かれていますので、
このオポッサムは、キタオポッサムのことでしょう。
http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/mammals/card/0003.html

 

このキタオポッサムについては、次のような表現があるそう。
《英語で「死んだふりをする」ことをplay opossumといい、
オポッサムの擬死は有名だ》と。

エンカルタのオポッサムの項目に、
http://jp.encarta.msn.com/encyclopedia_761560747/content.html

《キタオポッサムには、危険を感じると死んだふりをする習性があり、
このため英語では、「play opossum(オポッサムのまねをする)」という表現が生まれた。
これは、「死んだふりをする」、あるいは、「狸(たぬき)寝入りする」という意味である》
とありますね。



eigozaiの《Play Possum 死んだふりをする、しらばくれる》
という表現についての解説。
(日本語、英語バージョンもあり。また音声も付属)
http://www.eigozai.com/LL/WTS/POSSUM_J.htm

さて気になるのは、アーサーさんが、
《アメリカでは昔からオポッサムの肉が珍味とされ、そのワイルドなうまさの噂は聞いている》
との文章。

アーサーさんは、中学生の時に一度、食べるチャンスがあり、
その体験をこのエッセイで書いているのですが…。

オポッサムについてのサイト
http://opossum.craton.net/index.htm
(英語)
FAQで料理について書かれています。
そのサイトの管理人は調理したことがないけれど、
食べたことがある人によれば、味は豚肉に似ているとも。

《Do you have any recipes for cooking opossum?》

《Although some people do eat opossum (it is said to taste a lot like pork), I simply don't
subscribe to the idea. 》

他には、
《Beverly's Hillbilly Possum》
http://www.suite101.com/article.cfm/folklore/42275

ネイティブアメリカンの好物だったもの。
それがバージニアに植民した人々に伝わり、その人たちも食べるようになったみたいですね。
(もともとこの言葉は、ネイティブアメリカンのアルゴンクイン族のopassomという言葉をうまく、
発音できなくて、opossumとなったよう。ちなみにネイティブの言葉の意味は「白い犬」)

ダニエル・ブーンDan'l Booneの好物でもあったよう。
なお食べる場合は、とらえた後、ケージの中で、最低1週間は、
フルーツだけを食べさせて脂肪を減らすなど下準備が必要なよう。

他に色々、グーグルで調べてみると、
オポッサムのグリル、詰め物などのレシピが紹介されています。
全くのゲテモノではないようで、今でも一部の地域では、
食べられているもののようですね。

ダニエル・ブーンは、ケンタッキーに住むなどしたアメリカの開拓者、冒険家。

積極的にオポッサム料理を食べたいとは思わないけれど、
生きている姿は、アメリカの森で見てみたい気がします。

オポッサムについて書かれています。
へんないきもの


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