チーズ・フォンデュのワイン代は誰が払うのか? チーズ・フォンデュの決まりごと。 [グルメ]
そういえば、今年というか今シーズンは、
チーズフォンデュを家で食べなかったなーと
気付きました。
3月5日の日経新聞夕刊に、連載されている
フォトジャーナリスト櫻井寛さんの《世界途中下車》で、
スイスのフォンデュ・トラムについて書かれていました。
これは、2006年にチューリヒ市に登場した
車内でチーズ・フォンデュが楽しめる市電のこと。
《運行はチーズ・フォンデュのおいしい十一月から翌年二月までの冬季四ヶ月間、
それも州に水、土の二日間のみ。トラムの定員はわずか四十二人》だそうです。
それを体験したという内容。
スイス観光局のフォンデュトラムについてのニュース。(2004年~2005年のニュース)
http://www1.myswiss.jp/d/news/news.php?id=176
その記事の最後に、櫻井さんがまっさきにパンを取ったところ、
隣のテーブルのスイス人のご婦人方に、スイスでは、
パンを最初に取った人が今夜のワイン代を持つと告げられた旨、記されています。
以前、チーズ・フォンデュについて取り上げたエントリー
《新・食い合わせ。ドリアンとチーズ・フォンデュにイタリアンパセリ。》
では、冷たいビールはダメ、チーズ・フォンデュにはワインと書きました。
(ワインでも冷やしすぎると気分が悪くなるとも言われています)
他にもチーズ・フォンデュについてエントリーがあった
と思ったのですが、いつものように検索しても出てきません。
ここで記しておくと、よく知られているチーズ・フォンデュの掟は、
パンを鍋の中に落としたら、ペナルティがあるということ。
ワインを一杯おごる、飲む、
はては、キスをする(される)なんていうものもあります。
「プレゼンス・スイス」というスイスの広報をしているサイトの、
チーズ・フォンデュのページ
http://www.swissworld.org/jp/switzerland/swiss_specials/swiss_cheese/fondue/
では、
《罰ゲームは特に決まっていないが、連邦制と民主主義のスイス人は
フォンデュー鍋を囲むメンバーで話し合って罰ゲームを決める。》
と書かれています。
最初にパンを取った人がワイン代を持つというルールについては、
この櫻井さんの文章で、初めて知りました。
もしかして櫻井さん、このご婦人方にかつがれたのかもという気もしますが…。
北海道の白糠にある酪恵舎は、
本場に負けないチーズをしっかりと作っています。
これは、鍋もセットになったもの。
《白糠酪恵舎の【チーズフォンデュセット】》
チーズだけのセットもあります。
フォンデュ鍋がない場合は、1から2人用の土鍋を使っても。
《チーズ工房・酪恵舎 北の大地のチーズフォンデュ》
パンだけでなく、じゃがいも、ブロッコリー、アスパラなどの野菜もいけます。
こちらのセットは、インカのめざめ、レッドムーン、アンデスレッド
といった十勝産のじゃがいもや、十勝産・長いもが同梱されています。(鍋付き)
《大地のチーズフォンデュ6点セットA(根菜4種、チーズ1袋・2~3人用、フォンデュ鍋)送料込》
フォトジャーナリスト櫻井さんの豪華列車の本。
仕事で世界の鉄道に乗れるなんてうらやましい。
《豪華列車の旅―一度は乗りたいベスト20 日本の「カシオペア」から、
「女王陛下の御召し列車」まで (日経ホームマガジン OFFムックSpecial)》
また、大好評の駅弁漫画の原作も担当されています。
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