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ロバのパン。3代目の桑原省三さんが日経新聞文化面に登場。

先日、京都・奈良に旅行に行った折に、
錦市場の近くで「ロバのパン」を見た
と書きました。

2014年5月31日、日本経済新聞の
文化面に、「ロバのパン 懐かしさも味
◇京都で移動販売60年 3代目として製法守る◇
桑原省三」との記事が掲載されていました。初代貞吉さんから3代目の省三さんは、
このパン作りに関わって40年以上になるのだそう。

現在、京都では1個120円。
あんこは自家製。
ジャムは40年以上風味が変わっていないとのこと。

販売者は現在1台のみ。
そう考えると、京都で出会ったのは奇跡は、
大げさでもラッキーだったのかもしれません。

現在は、1日100~200個ほど製造し、
販売しているそうです。

製法に秘密があり、それは、
初代が開発したベーキングパウダー「パンの素」を使うこと。

その原料の配合比率を知っているのは、
現在、省三さんだけ。
先代のお父さんから亡くなる1年前だったそうです。

そのほか、興味深い事実が述べられています。

〇当初は、「ビタ食パン」という名前だった。
 
〇初代は、歌謡曲を蓄音機でかけながら販売。
 その後、「パン売りのロバさん」をかけたところ、人気に。
 そこから、「ロバのパン」となった。

〇運営は「ビタミンパン連鎖店本部」
  連鎖はチェーン展開のこと。

〇車を引いていたのは、ロバではなく、「木曽馬」が主だった。
 京都では1960年代半ばくらいまで。
〇正式な代理店は4県のみ。
 (記事には、徳島県阿波市、岐阜市があがっていたが、
 他は三重県四日市市、高知市のよう)
〇岐阜の代理店は「日本昭和村」で臨時販売。

次、京都に行ったときには、
是非、「ロバのパン」、
食べたいですね。

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ロバのパン屋とサルデーニャ島



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