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年収1億円余りなのに生活保護を受給していた78歳男性被告が有罪判決。 [気になるニュース]

ある有名な芸人のお母さんの生活保護受給が
大きな話題となっていますね。

そんな中、2012年5月18日熊本地裁で、
生活保護をだまし取っていたとして詐欺罪、
1億2000万円の脱税(所得税法違反罪)で、
訴えられていた男性が、
懲役3年、執行猶予5年、罰金3000万円の
有罪判決を受けました。

この男性は、2005年5月から2006年6月までの間、
投資勧誘業で、およそ1億4900万円ほどの年収(2006年度)を
得ていたにもかかわらず、届け出ず、
2005年6月から2006年7月までの14回分、
およそ211万円の生活保護費を
熊本市からだまし取ったとされています。

この被告が以前、逮捕された時、かなり大きく報じられ、
年収の高さ、投資勧誘業という職業、そして78歳という年齢に
驚いた覚えがあります。

この2006年の前は、生活保護の要件を満たし、
受給資格があったものの、2006年度は、
上に書いたように、投資勧誘業で莫大な利益を上げたため、
受給要件を満たさなくなっていたよう。
2006年8月分からは受け取っていないそうです。

投資勧誘業は、芸能界以上に浮き沈みが激しいのでしょうか?
利益を得られる時は大きいが、ダメな時はとことんダメ。
儲けた時も、またいつダメになるかも知れないから……と
やめる届けを出さなかったのかなー?
すぐにやめていれば、
少なくとも詐欺罪に問われることはなかったのに。

気になったので、記事に出ていた被告の名前を
Googleで検索すると、
国際分散投資を行なっているという名目の
ある投資信託会社が出てきました。
被告は、その会社の重要な役職についていたよう。

その会社について、さらに調べた所、
被害者が多く出ていて、投資詐欺ではないか
との記述が多数、見つかりました。

となると、この被告は、「投資勧誘」で儲けた金は、
不正な手段で得た「あぶく銭」であると、承知の上だったので、
生活保護受給の打ち切りを申し出ず、
税金も納めていなかったのかも知れませんね。

所得税法、生活保護の詐欺は裁かれました。
投資信託会社の方は、どうなっているのでしょうか?



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