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フランスの核施設で爆発。放射能汚染はなし。 [気になるニュース]

ロイター通信が伝えたところによれば、
フランス南部ガール県マルクールの核施設で、
爆発があり、1人が死亡したとのこと。
4人が負傷したとの情報もあるようです。

詳細は現在のところ不明ですが、
当局は放射能漏れはないと発表しています。

ご存じのように、フランスは、全発電量の74%が原子力発電という世界一の原発大国。

原子力発電に関しても、一番のノウハウを持ち、
さらに原子力発電所、核施設のセキュリティ、
万が一の対策についても、トップのはずですが……。

また9月12日と、9月11日に近いだけに、
テロとの関連も心配です。

今回の日本の震災と津波、そしてその後の原子力発電所の事故は、
テロリストたちに、原発が標的であることを広く知らせました。

そうしたテロでなければいいのですが……。

先日の池上彰氏の緊急特番では、日本、アメリカ、
そしてフランスの原発、核処理施設のセキュリティー、
テロからの備えをどのようにしているのかについて、
伝えていました。(フランスは確かこのマルクールだったような)

詳細は機密で発表されなかったものの、
フランスのテロなどに対する警戒ぶりは、
しっかりしていたので、安全だと思ったのですが、
想定外のことが起きるのが、この世の習い。

フランスはともかく、日本の原発、核施設の防御を
しっかり固めていただきたいものです。

○爆発が起こったのは、ガール県マルクールにある
 低レベル核廃棄物処理施設「セントラコ」。
 核廃棄物を熱で溶かす溶融炉内。
○この施設は、原子力発電所の使用済み核燃料からMOX燃料を
 抽出する再処理関連施設。
○観光地アビニョンから北へおよそ20キロ。
○大きな爆発が発生したのは、12日正午前(日本時間12日午後7時前)ごろ。
 施設職員1人が大やけどを負って死亡。遺体は完全に炭化。
 4人が重軽傷を負った。
○消防は、放射能漏れの危険性を指摘。
○フランス原子力庁は、放射性物質の外部への漏出はないと発表。
○非常事態宣言、周辺住民の非難などはなし。
○過去にも爆発で火災が発生したことがあり、
 その際には、発生から1時間ほどで鎮火された。

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