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日本航空が株主優待制度を残したい意向。国交省は反対。

てっきり100%減資の上、株主優待制度はなくなるものとばかり思ったのに、
それでは、全日空の争いに負けてしまうからということで、
優待制度を残したいということのようですね。

しかし、日本航空は、そんな余裕があるのか?

国交省は認めない方針のようですが、
このまま計画案の提出、それにともなう減資が遅れれば、
株は残るワケで、そうなれば、例年、株主優待の区切りだった
9月末保有の時期となります。

3月31日、9月30日が優待割引券の発行基準日。

例年3月31日基準のものは、5月下旬に割引券が発送されていました。
さらに9月30日のものは、11月下旬発送。

ホームページでは、
次期(2010年3月31日)の株主優待割引券の
発行につきましては、現時点で未定でございます。

http://www.jal.com/ja/ir/yutai/
とありました。

これを発行し、さらに9月末基準でもということなんでしょうか?

現在、実質、無価値となっている日本航空の株主に
優待制度の恩恵が続けば、少しは日航離れも防げるというもの。
株主の方にとっては、うれしい話でしょうね。

昔からの株主ならまだしもですが、1円になったあたりで、
株主になった1円株主の人にももし出すとなれば、
これはどうでしょうか?

まあその人たちはリスクをとったともいえるのですが…。

手数料などを考えないとして1円で1000株購入で、
費用1000円で1枚の株主優待。
羽田ー石垣線の航空券なら半額のおよそ30000円となります。

うーん、そう考えると結構なもうけですね。
(金券ショップに売るという手もあるが…)

国民としては税金を投入し、
100%減資しようという会社に株主優待というのは、
なかなか承伏しがたいところかもしれません。

さて、日本航空の株主優待制度はどうなるんでしょうか?

追記
1000株の場合は、年1回、5月の発行。
2000株以上の場合は、年2回、5月と11月。

1000株だと1枚のみですね。


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