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偽洋酒が出回っている韓国。決め手はトリプルキーパー? [グルメ]

最近はとんとウィスキーを飲まなくなりました。
皆さんはいかがですか?

学生時代は、コンパ、飲み会などで、
ウィスキーを飲むことは定番でした。

ニッカのホワイト、ハイニッカ、サントリーのトリス、角など。
オールドなんて贅沢で、リザーブなんてとてもとても
といった感じでしたねー。

年齢があがるにつれて、ウィスキーも高級になっていく。

今から考えると、その時代は、車も「いつかはクラウン」と、
年収が上がるにつれて、高級車を目指す、
いわば右肩あがりの時代だったんですね。

去年、韓国人のお友達と浅草でお酒を飲んだ時のこと、
彼はバーテンダーの人に爆弾酒を注文しました。

爆弾酒とは、ウィスキーのビール割のこと。
韓国ではポピュラーな飲み方で、
一気飲みして、あけたグラスを逆さにして、
飲んだことを一座の人に示すことが求められます。

とくに目上の人から勧められた時は、
断ることはできず、必ず飲み干さないといけないようです。

韓国では今でこそ、ワイン、日本酒がブームとなっていますが、
焼酎、ウィスキーに根強い人気があります。

そんな韓国で問題となっているのが、偽洋酒。

これは高級なお酒の瓶に安いウィスキーを詰めて販売するというもの。
昔、日本のスナックでもこんなことをやっていたお店がありましたねー。

期限切れのボトルキープの酒を
ひとつに集めるなんていうのは、まだいい方。
高い洋酒の瓶に、安酒を注ぐなんてことが…。

だから目の前で封やキャップを切ったものしか、
飲んではいけないなんて言われていたのですが、
韓国では、封をしたものでも危険で、偽物の恐れがあるそう。

そこで各洋酒メーカーは、偽洋酒防止のために、
さまざまな装置(封、キャップ)を開発しているとのこと。

たとえば、あけると独特の音と感触がして、
開封した際に「正品」との表示が出てくる。
(トリプルキーパーと呼ぶようです)
一度開封すると再使用できないふた、ラベルなど。

死亡事件も起きているんですね。

2008年12月28日、朝日新聞。
《韓国、ニセ洋酒の撲滅作戦 対策工夫…でも死亡事件》
http://www.asahi.com/international/update/1227/TKY200812270222.html

友達によれば、韓国の国産ブランデーに
ナポレオンⅤというお酒があり、
それが偽洋酒の容器として使われることが多いとか。

また爆弾酒にすると、
ウィスキー本来の味があまりわからなくなるため、
そうした飲み方をする際には、
偽洋酒を使われることがあるんだそう。

ウォン安円高で韓国を訪問する日本人が増えています。
偽洋酒で大変なことにならないよう、
くれぐれもお気を付けください。


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