紅ショウガの天ぷら。しょうが天。大阪にしかないと思っていたら。

小さい頃から何が嫌いかといって、
紅ショウガほど嫌いなものはありませんでした。

しかし寿司屋のガリは大好きなので、
多分、あの毒々しい赤色がダメなのだと
自分では分析しています。

先日、某所でソース焼きそばを食べる機会があり、
そこではなんと「紅ショウガはどうします？」と
店の人が聞いてきたのです。

皆様、そんなことを尋ねられた経験はありますか？

子細は尋ねなかったのでそう聞く理由はわかりません。

勝手な推理ですが、
「紅ショウガは入れないで」というお客さんが多いか、
お店のご主人が紅ショウガが嫌いだからだと思うのですが…。

先日、大阪に行き、久しぶりに姉に会った時、
ミックスジュースを飲み、
《大阪でミックスジュースを飲む。なんと東京の会社近くにも「ジュースタンド」があった…。》
とのエントリーを書きました。

この喫茶店の後、その下にあるスーパーで
夕食の買い物をしました。

ほとんどの食材（メニューは焼き肉）は、揃っていて、
ミネラルウォーター、ビールなど飲み物を買うだけ
だったのですけれど、総菜売り場の前を通りかかりました。

そしたら、懐かしいものを発見したのです。
もしかして、秘密のケンミンSHOWでは取り上げた
ことがあるかなー。
（北海道の赤飯に紅ショウガは見たことあるような）

紅ショウガの天ぷらが売られていました。
「赤の天ぷら」とも言いますね。

ご存じですか？

あのみじん切りの紅ショウガを揚げたものではなく、
斜めにそぎ切りしたものに、厚い衣をつけたものなんです。

実は、小学校の時に、祖母の家に初めて行った時、
近くのマーケットの総菜店で、この紅ショウガの天ぷらを
見かけ、食べて驚いたのです。

大阪では、当たり前のように、どこでも売られていますね。
しかし他の地方ではほとんど見かけたことがありません。

ところが、以前、
《秋葉原駅、そば処「田毎」のカレールーは、なぜぬるめなのか？　
立ち食い蕎麦。鰹節問屋直伝「そば好」》
で取り上げた、秋葉原駅構内にあるそば屋「田毎」には、
なんとこの紅ショウガの天ぷらがトッピングとして置いてあるんですね。
（最近は行っていないけれど）

こちらのものは、大阪のものとは違い、
みじん切りの紅ショウガをかき揚げのように
まとめているんですね。

今でもあるのかなー。

それにしても秋葉原、ミックスジュースといい、
紅ショウガの天ぷらといい、丸福珈琲といい、
大阪の味が揃っているなー。

《「食べ物新日本奇行」》《シーズン４　第４回
紅ショウガ（その１）　紅ショウガの天ぷら、食べたことありますか？》
http://waga.nikkei.co.jp/play/kiko.aspx?i=MMWAj3002005032009
（この記事を書いたライターも、紅ショウガは嫌いで、ガリは好きなよう）

エキサイト、コネタ、2006年8月17日。
《天ぷら好き必見、関西名物・赤の天ぷらとは》
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091155303179.html

大阪でも若い人はあんまり食べなくなっているのかー。
ちなみに紅しょうがの天ぷらは、祖母、姉は
何もつけずにそのまま食べていましたが、
ウスターソースをつけて食べることも。
天ぷらにつけるのは、塩、天つゆと思っていたのですが、
ウスターソースもありなんですね。

コネタ、《紅ショウガの赤さ選手権》
http://portal.nifty.com/koneta05/07/12/01/

紅ショウガといえば、牛丼、博多ラーメン。
どちらも食べないので、よく知らないのですが、
テーブルに置かれ、取り放題なんですってね。

チェーンにより、赤さがこんなに違うとは…。

なお上の日経の記事によれば、
最近は、人工色素ではなく、
昔ながらに天然の色素（赤ジソ）を使った
ものも売られているそう。
それなら食べられるかな？

あ、紅ショウガの天ぷらと言えば、
大寅（だいとら）の「しょうが天」もあったなー。

大阪では、薩摩揚げも「天ぷら」と呼びますね。
「しょうが天」は、白い練り物（白天）の中に、
刻んだ紅ショウガが入ったもの。
結構、見た目に綺麗です。

これです。
中村主水役の有名俳優さんも大好きだそうです。
http://www.daitora.co.jp/detail.php?product_id=82

こっちも美味しそう。
《ミニ紅しょうが揚げ》《楽天》

こちらは、無農薬栽培の高知産生姜と、梅酢を使った
無着色、無添加のもの。
《国産野菜紅しょうが100g》（楽天）