イタリア中部で強い地震。 [イタリア]
イタリア人が東京に来て、驚くことの一つが地震。
わずかな揺れでも驚きうろたえます。
日本に比べ、イタリアの人は、地震を体験する回数が
少ないのですが、全くないわけではなく、
これまでにも度々、大きな被害にあっています。
例えば、アッシジ。
聖フランチェスコの故郷として有名で、ここには、
聖フランチェスコ大聖堂があり、美しいモザイクがありましたが、
1997年9月26日の地震で、無残にも崩れ落ちてしまったのです。
2007年10月8日、
ブログ「たかがイタリア、されどイタリア」
《アッシジの地震から10年》にその後の復旧について書かれている。
http://italia.blogzine.jp/attico/2007/10/10_0b9a.html
今回は、イタリア中部アブルツォ(Abruzzo)州の
州都ラキラ(L'Aquila)の地下約5キロが震源で、
マグニチュードは5.8の地震だったようです。
残念ながら、人が亡くなり、負傷し、建物に被害が出ている様子。
痛ましいことです。
イタリアの古い建物は石造りで堅牢そうですが、
地震には案外もろく、これが崩れると大きな被害を招きます。
このため建物の耐震設計、耐震技術に関しては、
先進国である日本に学べということで、
日本に研究に来ているイタリア人もいます。
これ以上、大きな被害が広がらないことを祈りたいのですが…。
地震体験が出来ることで、日本人のみならず、
外国人にも人気のスポットとなっているのが
東京消防庁、「池袋防災館」
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-ikbskan/index.html
笑って体験しているだけなら良かったのですが、
この体験が役立つ日が来るとは…。
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