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歌舞伎座前の弁当屋「木挽町辨松」、152年の歴史に幕。2020年4月20日で廃業。 [気になるニュース]

東京・東銀座、歌舞伎座の前にある弁当屋
と言えば、木挽町辨松(こびきちょうべんまつ)。
http://www.benmatsu.co.jp/

母と一緒に歌舞伎座、新橋演舞場に
通っていた頃は、よくこちらのお弁当を
買い求めていました。
(赤飯が好きなので赤飯二重)
http://www.benmatsu.co.jp/product/?id=1435129485-559970

昔ながらの甘辛い味のうま煮、卵焼き。
懐かしい味です。

その木挽町辨松が152年の歴史に終止符をうち、
2020年4月20日に閉店するそうです。
http://www.benmatsu.co.jp/news/

閉店の理由は、3月で支店を出していた渋谷の東急東横店が閉店。
端午の節句、成人式といった行事に利用していた
顧客の減少、設備の老朽化や後継者難など。

さらに新型コロナウイルスの影響で、
歌舞伎座、新橋演舞場などが休演。
観劇のお客さんの売り上げがほぼ
なくなったことも追い打ちをかけたとのこと。

この伝統ある「木挽町辨松」の暖簾を譲る交渉も
進んでいたのですが、新型コロナ騒ぎで、それも
立ち消えになったとのことです。

残念ですね。

東京新聞には、中村芝翫丈、
尾上右近丈の思い出、コメントが
掲載されていました。

歌舞伎俳優の皆さんは、ショックでしょうね。

なお同じ音の「べんまつ」。

実は、日本橋にもあります。
こちらは、
日本橋弁松総本店
http://www.benmatsu.com/index.html

木挽町辨松よりさらに古く、
嘉永3年(1850年)、
折り詰め弁当専門店として創業しています。
(三代目樋口松次郎の時代)

文化7年(1810年)に、当時の日本橋の
魚河岸で「樋口屋」という食事処を
開店したのが始まり。

わが家からは、こちらの店の方が近いので、
食べるのは弁松の方が多かったですね。
(平成25年から日本橋本町から日本橋室町へ
本店が移転。以前の本店もそうだったが、
店のシャッターに勧進帳の弁慶が描かれていて、
閉店した後のシャッターを見るのも楽しい。
だが移転以降は三越の日本橋店で買うことが多い)

○元東京都知事、作家の
 故・青島幸男さんの実家は日本橋堀留町で
 仕出し弁当「弁菊」を営んでいた。
https://www.pasonica.com/%E9%9D%92%E5%B3%B6%E5%B9%B8%E7%94%B7/


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