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燃費が3割改善という燃費向上グッズのことを思い出す原油(ガソリン)高。わが家のボイラーにも魔の手が。

今は、自家用、業務用ともに
カーシェアリングを利用し、
ガソリン代を自分の財布から直接
支払うことはなくなりました。

また町内や隣町のガソリンスタンドが
次々と閉鎖してしまったため、
ガソリンの値段を日常的に
目にすることがなくなりました。

先日、たまたま自転車で通った
ガソリンスタンドで、

値札を見たら、レギュラーで168円。
驚いてしまいました。

今でも仕事でバリバリ、ガソリン車を使っている
知人に聞いたら、1回の給油で1万円近くが
飛んでいくと嘆いていました。

このガソリン高で思い出したのが、
まだ車に乗り始めた頃、
車に詳しい先輩から聞いた(勧められた)グッズです。

それは、いくつかタイプがあるのですが、
どれも燃費を大幅に改善するというものでした。

あるものは、液体タイプで、給油口から入れるだけ。
すると燃費が1割改善し、エンジン、排気ガスも
キレイになる。

ほかのものは、電源ケーブルだか、吸気ダクト、
ラジエーターホースなどに巻き付けるというもの。

こちらは、なんと燃費改善3割とうたっていました。

前者の液体タイプの製品は、100ミリリットルにも満たない
小さな容器に入っていて、当時で3000円ほどしました。
一度に数ミリリットルなので、50回は使える。
とすれば、1回あたり60円。それで燃費10%改善なら、
大幅な得と。

もう一つのそれは、見た目は単なるテープ。
たしか2枚組で当時6000円強。
(定価はもっと高かったが、某カー用品店での販売価格)

先輩は、自分の車につけて、効果が出ているというので、
車を買ったばかりという高揚感もあり、追加で1万円ほど出して、
この2つを買ってしまいました。
(ついでに高級なエンジンオイルも。またその時ではないが、
半年くらいして、エンジンの内部洗浄、コーティングも行った。
今から考えると、無駄だったなー)

買ってすぐではなく、なしの状態があり、
そのなしの状態の大体の燃費はわかっています。
で、1ヶ月ほど乗って、走行距離、ガソリン給油量で、
燃費を出してみたら……。

変化なし。
ほとんど変わっておらず、誤差程度。

いやー、大失敗です。

この話を父にしたところ、
1973年頃の第一次オイルショックの
時の話をしてくれました。

オイルショックの前に自宅を新築。
当時、まだ灯油、ガソリンは安かったので、
灯油のボイラーを導入。

お風呂、キッチンのお湯はもちろん、
暖房もセントラルヒーティングで、
ボイラーの温水を家のすべての部屋に
循環する方式にしたのですね。

ところが、すぐにオイルショックで
灯油が大幅に値上がりしてしまいました。

今更、変更することもできず、
使い続けていたのですが、そこにある日、
ボイラー関係のグッズの営業マンが
自宅にやってきたそう。

はじめは、母親が応対。
ボイラーのことはわからないので、
父が帰宅したら話を聞くと。

会社から帰ってきた頃、
またその営業マンがやってきたとのこと。

話を聞くと、ある機器をボイラーに外付けすると、
(燃料タンクとボイラーの間)灯油の質が良くなり
(もしくは均質になり)、燃費が格段に改善すると。
ボイラーの使用年数、大きさにもよるが、
最低でも2割は改善すると。

わが家のボイラーはまだ新しかったので、
おそらくそれ以上に改善するだろうと。

ただその機器は取り付け料、調整料を含めて、
10万円近くもしたと。

父は、怪しさを感じ、考えると言って、
名刺だけもらってその場は終わったとのこと。

その後、仕事でボイラーを使っている知人や、
町内に有名なボイラーメーカーがある町に住む
親戚にも話を聞いたそう。

そうしたら、それは怪しい代物で、
つけると逆にボイラーが傷んだり、
燃費が悪くなる恐れがあるので、
つけてはいけないとアドバイスをもらいました。

結構、こうした「だまし」の機械は多かったようです。

こうしてわが家のボイラーはそのままの状態でしたが、
この営業マンはわが家の周辺を回っていたらしく、
そのうちの何軒かで、この機器を取り付けたみたいです。

ただやはり思っていた以上の燃費改善はなく、
取り付けた機器の分の費用は回収できなかったようです。

今、ネットで検索すると燃費向上、燃費改善という
グッズがいくつも販売されていますね。

かなり以前からこうしたグッズはあり、
全く効果が出なかったものは淘汰されている
と思うのですが、どうなんでしょう。

〇大学時代、自動車部だったという
 先輩が教えてくれた燃費改善方法。
 車の運転の仕方 ゆっくり出て、ゆっくり止まる。
         急発進しない、急停車しない。
 タイヤ  空気圧は高め。(乗り心地は悪くなる)
 吸排気系のパーツを交換 吸排気がスムーズになると
             トルクが増したり、燃費が良くなる
 添加剤、エンジンオイル 良い物を選ぶ。エンジン洗浄、
             コーティングで摩擦が減り燃費向上。
 アルミホイールに変更 足下を軽くする
 荷物を減らす    車内、トランクに余計なものを入れない。
           できるだけ軽くする。軽ければ燃費は向上。

〇ボイラーの燃費向上の製品
 主に業務用ですが、ボイラーの燃費を向上させる
 という機器は、いろいろと出ているみたいですね。
 中には上に記した、燃料タンクとボイラーの間に設置し、
 燃料を(ある力を使い)改善(バラバラに)するというものも。
 20%近く改善効果があったと記しています。どうなのかなー。

ウクライナ情勢によっては、
今後もさらなるガソリン高になる恐れも。

できる燃費向上対策はしたいけれど、
怪しげなグッズにはだまされないようにしたいものですね。

             
クルマの教室



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