信託銀行から電話。「外貨建ての保険が……」。外貨建て金融商品は賭け。

昼過ぎ、オフィスの電話番号に電話が。
出てみると、信託銀行の担当者からです。

30年余り担当してくれた前任者が退職し、
（そうなるよなー）その後任で、
当時、入行したばかりだった新人さんです。

何事かと思ったら、
「以前､入っていただいていた保険商品が、
契約の支払い基準を満たしましたので、
保険会社から支払いが行われます。
そのお金を引き続き、当行にお預けいただければと」。

すっかり忘れていました。
何年か前、新人さんが、前任者に引き連れられて
挨拶に来たとき、勧められ、豪州ドル建ての
金融商品を買ったのでした。
（今でもちゃんと仕組みがわかっていない）

あとで考えたら、その当時、豪ドル高円安で、
必ずしも有利な買物ではなかったのでした。

ところが、最近は特にですが、豪ドルは、
ロシアなどから遠く、資源国であることから、
とても強く、契約時よりさらに豪ドル高円安と
なっていたのでした。

それで、今回は、わずかながらも儲かったわけですが、
以前には、同じく勧められた外貨建て商品を購入したら、
契約時より、円高となり、大幅な為替差損を負ったことも。
（例えば、契約時1ドル＝100円、満了時1ドル＝80円
契約時10万円＝1万ドルとすると、満了時1万ドルは8万円となる）

いやー、今回は良かったけれど、
今後は外貨建て商品の契約は、
考えてしまいますね。

〇追記　2022年3月30日
　電話が終わった後、郵便受けを見たら、
　その保険会社からの封筒が。
　まさにその契約のことでした。
　事前の決めた為替の基準に到達したので、
　円転し円建ての保険となると。　
　円安になったので、その分、わずかですが、
　保険の契約金が支払った金額（円）より増えています。
　円建てとなったことで、為替の心配がなくなったので、
　解約せず、そのまま契約は保持することにしました。
　（なので信託銀行には預け直さない）