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お金に愛されるという緑の財布。中学時代の緑のシャツ。緑だらけの絵画。

今朝の新聞にも、それ以前から何度も
掲載されていて、個人的にとっても
気になっている広告があります。

それは、テレビで(も)おなじみ
(テレビでは見たことがないが)と言う
緑の(長)財布です。

その宣伝文句は次のように書かれています。

《究極の開運財布を目指し生まれた緑の財布》(略)
《なぜ緑が良いのかというと、濃い緑は昔の金庫と同じ色。
それはお金に愛される色だったといわれ、着実に安定して
お金を貯めるのに良い色と言われています》。

ふーん。

さらにその下には、
《※送品開発に携わった専門家達の見解をまとめたものであり
効果を保証するものではありません》。

製品名は、イタリア語。
日本語の意味は「円」「丸」「 輪」。

なぜにイタリア語でそうした意味の名前なのかと思ったら、
《「円」の引き手》を使っており、
《引き手の丸型は「円」を表しており、お金の「円」を
呼び込むと言う意味や、人を呼び込む「縁」にも繋がると
言われています》。

ふーん。

さらには、《開運祈願財布の心得》として、
5つの条件が取り上げられています。
《長財布》《色は「緑」》《三年以内に新調》
《整理整頓》《圧倒的に上質な物を》。
(説明は省略)

どれも聞いたことがある条件ですね。

.
稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

日本一の開運寺住職が教える金運財布の作り方


金運アップの色として思いつくのは黄色(黄金色)。
最近は、テレビ、雑誌などで活躍する
ゲッターズ飯田がお勧めなの「濃い緑色」だとか。

これまで会ったお金持ちの財布は、
黒か緑の長財布だったというのが、
この主張の根拠だとかで、ご自身も
濃い緑の財布を持っているんだとか。

ゲッターズ飯田の「五星三心占い」新・決定版


自分の長財布はオレンジ、小銭入れが濃い緑。
なので、小銭にしか集まらないのかー。

まあそれは冗談ですが、緑色で思い出すのが
中学校の時に、大好きだった薄い緑色のシャツです。

いっときは、学校以外はずっとこれを着ていました。

あるとき、洗濯して干されていて、
まだ湿っていたので、着られず、
その日の塾を休んだほど。

今となっては、なぜ、そこまで
そのシャツに固執していたのか、
理由が思い出せないのですけれど。

そのシャツを着て、小さい時に
見てもらっていた老夫婦の家に
行った時のこと。

そこに二人の友人が来ていて、
お茶を飲み話していました。

自分の緑のシャツを見た途端、
その人が
「あ、そのシャツはお金が貯まる。
大事にしなさいよ」と、
声をかけてくれたのですね。

その人は、霊感が強く、
占い、暦などに詳しいと言われていました。

「お金が貯まる」には、反応しなかったのですが、
ともかく自分の好きなシャツがほめられたことが
嬉しくて、ご機嫌に。
そして益々、そのシャツが好きになったのです。

けれど、毎日のように着て、洗濯をするものだから、
当然ながら、他の服以上に傷む。
裾がほつれてきて、緑色も薄くなって、
一部は白くなってきました。

母親はじめ周囲は、もう着るのをやめて、
新しい物をと言い始めました。

それでもかまわず着続けたのですが、
ある日、学校から帰ると、
そのシャツは、無くなっていたのでした。

母親は、同じシャツをと、
いつも買い求めている洋服屋に
行ったのですが、シーズンも違うし、
同じ緑のシャツは、もうありませんでした。

しばらくがっかりし、
相当に落ち込んだのを覚えています。
(今でも頭の中に浮かぶ)

以来、緑のシャツは、もう買っていないのですが、
結構、緑色の服(小物、雑貨)は買いました。

長く使ったのは、ダウンジャケット(コート)。
安かったのですけれど、何度か修理して、
20年以上、着続けました。
最後は、引き裂き傷がつき、修理不能となったので、
泣く泣く廃棄しました。

他にも緑の服、雑貨(ファイル、筆記具)は
いろいろ使ったのですが、どれも服、雑貨なので、
金運には余り関係無いのかもしれませんね。

社会人になって、中学の時の同級会を行いました。
その時に言われたのが、上の緑のシャツと、
学校で描いた絵のこと。

その絵は、ある河原の風景画。
それは背の高い雑草が生い茂っている風景。
浅い緑、濃い緑、黄緑など、緑一色。

当時の担任からも「緑だらけだなー」と
言われたのですが、同級生もその絵が、
記憶にこびりついているらしく、
「ピカソの青の時代じゃないけど、緑の時代だったよねー」と。

確かに、当時は、緑の絵の具が大量に減っていて、
当時まだ珍しかった緑のマーカーも多量に消費していました。

色あざやかな緑のジャングルの絵画で有名なアンリ・ルソーの
「緑の風景」をはじめとする作品群も好きでしたね。
(国立西洋美術館、今はない伊勢丹美術館の展覧会で実物を見た。
後者はピカソのいた共同アパート=洗濯船をテーマにしていて、
ルソーを取り上げていた。
「1908年-ピカソのアトリエで アンリ・ルソーの夜会」展?)

アンリ・ルソー―楽園の夢 (自作を語る画文集シリーズ)


どんな精神状態だったのでしょう。

緑は穏やかな気持ち、
中立な立場を求める時に
好む色だそう。

思春期、肉体、精神のバランスが
乱れているとき、お金よりも、
癒やし、安定を求めていたのかもしれません。


色の暗号 ~カラーセラピーで知る本当のあなた~ (だいわ文庫)




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