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神奈川県のリースパソコンのHDD盗難、データ流出で思い出した、HDD廃棄の現場。 [気になるニュース]

神奈川県の行政データが記録された
ハードディスク(HD)が流出した事件。

リース物件のパソコンのHDの破棄を
委託されていた業者の社員が、
会社のチェックをすり抜けて、
盗んで小遣い稼ぎのためネットに出品した
と伝えられています。

このニュースを聞いて思い出したのは、
わが社や知り合いの会社のリーズ物件の
返却の時の手続きです。

わが社は、
現在、リース物件を使っていませんが、
かつて、デスクトップパソコン、サーバー、
そしてノートパソコンをリースで使っていました。

5年でリース期間満了。

返却の時、契約したリース会社から
委託された運送会社の人が、やってきました。

そしてリース物件を、
段ボール箱に詰めてくれました。

そしてそのパッケージに
封印のシールが貼られ、
A4の紙を渡されました。

そこには、この箱は、処理業者に運ばれるまで、
封印される。処理業者では、ハードディスクの
情報を初期化し、情報が漏洩させないことを
約束するといった内容が記されていました。

そこの紙にサインし、向こうも受け取りを
自分に渡してくれてリース契約終了。

知人の会社(大会社)では、リース物件の
パソコンのハードディスクは、
すべて物理的に破壊されるのだそう。

その処理は業者が行うのですが、処理の
際には、会社の社員が立ち会うとのこと。

知人は立ち会ったことはないのですが、
同じ部署の人は、目の前でハードディスクに
大きな釘のようなものを打ち込むところを
見たそうです。

データ処理に厳しいところは、
そこまでしっかり管理しているんですね。

なお別の知人の会社では、自社製品の廃棄を
する際には、やはり業者任せにせず、断裁、
焼却などとにかく廃棄する際に、社員が
立ち会っているとのこと。

どこの企業でもこうした情報、商品の廃棄には
かなりお金と手間をかけているようです。

神奈川県は、その意味で
業者まかせにしすぎたのかもしれませんね。

追記2019年12月10日
データ廃棄の担当部署にいる知人によれば、
最近は、一つ一つ、手作業でドリルなどで
HDDを穴をあけ破壊するという方式ではなく、
専用の機械で破壊しているとのこと。

なおビックカメラ、ソフマップなどでは
個人のHDDを1台1020円(税込み)で
物理的に破壊してくれるサービスあり。
(専用の機械に裸のHDDを入れ、ドリルで
物理的に4カ所穴をあけ、データ読み込み
不能にする。わずか数分。破壊後に変換。
後は自分で、自治体の回収ボックスに捨てる。)

《HDD破壊サービス》
https://www.biccamera.co.jp/support/counter/data-service/hdd-erasing.html
小型家電の回収、回収ボックス
http://kogatakaden.env.go.jp/



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