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忘れられた果実ポポー、ジェラートにして人気。島根県美郷町。 [気になるニュース]

2014年8月19日、産経新聞、日本経済新聞などに
島根県美郷町で、ポポーをジェラートにして
人気となっているとの記事が出ていました。

おお、ポポーか。
あなたはご存じですか?

新聞記事には、見出しに
「忘れ去られた果実」「忘れられた果実」と書かれていました。

「ポポー」というのは、もともと北米原産の果物。(バンレイシ科)

明治時代に、
海外から輸入され、日本各地で栽培されていました。

されていたと過去形でいうのは、
この果物は、匂いが強く、日持ちがしないということで、
他の果物におされ、次第に栽培されなくなったのですね。

それを細々と栽培していた地域の一つが、
島根県美郷町の山あいにある比之宮地区。

2013年にジェラートにしてはとの声が出て、
試作品を作ったところ、好評で、商品化の話に。

そこで今はやりのクラウドファンディングでお金をあつめ、
製造、この夏から物産展で販売を開始したところ、
すぐに売り切れが出るほどの人気になったとのこと。

自分が食べたのは2年前の秋、高山に行った時。
高山で栽培され収穫されたものが朝市で売られていました。
買って、生で食べました。(「ポポ」という名称)

新聞記事では、ポポーのことを以下のように書いています。

《形はアケビに似ている。味は良く、マンゴーとバナナとパイナップルを
足したような濃厚な甘みが特長》。

私が食べた時の感想は、
《果肉はとろり、ねっとり。薄いオレンジっぽいクリーム色。
中にかなり大きめの茶色の種がいくつも。

口に含むと、ねっとりしていて、甘みが先に。
香りもあおの後からおいかけてきて、
確かにバナナとマンゴーと言われればその通り。
カスタードクリームのような味と香りも感じます。

様々な果物が混じったような味。
ただ、あけびのような生臭い感じもあり、
この辺は癖があるので、
そうした生っぽい感覚に敏感な人には、
ダメな味と香りかもしれません。》

その時のエントリーでも紹介したのですが、
すでに山梨県早川町ではアイスクリームが作られ販売されています。

美郷町でもこのポポージェラートで、地域おこしをと考えているよう。
今後、大きな事業に発展するといいですね。

《幻の果物<<ポポー>>をみんなに食べてもらいたい!》
https://faavo.jp/shimane/project/122

8月13日、カヌーの里おおち
《ポポージェラート完売》
http://www.shimane-misato.jp/tour/%E3%83%9D%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%88%E5%AE%8C%E5%A3%B2/

関連エントリー
高山の宮川朝市で買った幻の果実「ポポ」をいただく。不思議な味。




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nikitoki

2014年9月24日、NHKの「あさイチ」で「いまが旬!魅惑のフルーツ」として ポポーを使ったジェラートがスタジオで試食されたようです。また西日本新聞のコラム「春秋」でもこのポポーと島根県美郷町の取り組みが取り上げられています。9月23日の日本テレビ、「スッキリ」では、静岡県清水区の池ノ沢工業が栽培するポポーがスタジオに登場し、試食。

by nikitoki (2014-09-24 11:24) 

nikitoki

2014年10月14日、テレビ東京の「ガイアの夜明け」で、ポポーをアイスクリームにする地元・美郷町の取り組みが放送されていました。
《こうして〝ふるさと〟救います! 〜地方再生の新たな手法〜》
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20141014.html
by nikitoki (2014-10-15 12:09) 

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