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かけると紙が1万円札になる特殊な薬品をご存じ? ブラックマネー詐欺。 [気になるニュース]

あなたは、紙にかけると
1万円札になる特殊な薬品をご存じですか?

ご存じない。
それはもったいないことをしていますね……。

申し訳ありません。
2013年11月29日、毎日新聞朝刊都内版に、出ていた記事を読み、
こんな書き出しをしてしまいました。

記事では、港区のホテルで、都内の自営業の男性を
「ブラックマネー詐欺」で騙して、現金600万円を盗んだ
横浜市の女性が高輪署に逮捕されたと報じていました。
 
「ブラックマネー詐欺」というのは、真っ黒な紙を示し、
そこに特殊な薬品をかけると紙幣になると騙す手口。

今回の場合は、紙幣を紙で挟んで薬品をかけると
紙幣が増えると偽ったようです。

この容疑者は、外国人男性2人とともに、まず、
事前に被害にあった男性の知人に、
紙を紙幣にすり替える手品を見せて信じ込ませました。

その後、知人から依頼させ、男性に現金を持ってこさせたようです。

この男性は、容疑者から、
「紙幣になるには11時間以上かかる」と言われたため、
ホテルの部屋に残り待ったものの、翌朝になっても
変化がなく現金が盗まれたことに気付いたとのことです。

笑ってはいけません。
けどしかし……。

いやー、でもこのブラックマネー詐欺で
騙されている人は、多いようですね。

今回、逮捕された女性は、今年8月にも、
このブラックマネー詐欺で、1850万円を盗んだ
として、宮城県警に逮捕されています。

その時も、本物の一万円札の間にはさんで、
特殊な液体をかければ黒い紙が1万円札に戻る
と騙したとのことです。
この時も、まず被害にあった人に、
黒い紙を1万円に戻すマジックを見せていたよう。

(この事件の後、容疑者は釈放されたのか?)

これらの被害を聞いて思い出すのは、
ピノキオの金貨の木の話。

ウコーリに行くというピノキオが金貨を持っているのを知った狐と猫。
ピノキオに、そこに入るにはたくさんのお金がいると嘘を告げます。

金が足らず困ったピノキオに、2人組は、
埋めて水をかけると、芽が出て木になり、
花が咲き、金貨の実を付ける
という不思議な野原を教えます。

ピノキオは、それを信じ、一緒にその野原に行き、
金貨を埋め、水をかけたのでした。
(当初の連載では、ピノキオは狐と猫に樫の木につるされ
ナイフを突き立てられ、殺されてしまう)

待つ間、近くの町に出かけたピノキオ。
時間になったので、戻って見たのですが、
どこにも金貨の実った木は見当たりません。

すべてを見ていたオウムから騙されたことを知らされます。
この後、ピノキオは、町の裁判所に駆け込み、訴えます。

ところがなんと、ピノキオに懲役4ヶ月という判決が下され、
牢に入らねばならなくなるのですね。

いろいろと考えさせられるストーリーです。

ともあれ、ブラックマネー詐欺にはお気をつけ下さいませ。



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