羽田空港の国際線ターミナル拡張。2014年3月。国際線発着回数6万回から9万回。

すでに2010年10月の羽田空港国際線復活の
段階で公にされていましたけれど、
国土交通省は、羽田空港の国際線旅客ターミナル拡張工事の
計画を発表しました。

ターミナルビル本館部分の一部改修と
現在のターミナルビルの北側にＴ字形に増築が行なわれます。

チェックインロビー、CIQ検査場、保安検査場、
手荷物受取場、内際乗り継ぎ施設などの拡張が行なわれます。

さらに、
８つの固定スポットに相当するサテライト部の増築、
（搭乗ゲートは、10カ所から18カ所に）
立体駐車場を増設、空港隣接のホテルも新設される予定です。

2012年度から、工事にかかり、2014年3月末までの完成予定。

2013年度には、羽田空港の国際線の年間発着数は、
現在の6万回から、9万回に増加予定。

それに備えた拡張ですね。

東日本大震災ため、落ち込んでいる訪日客数。
これがどこまで回復するのか。
今後の、計画と空港運営に大きな影響を与えそうです。

関連エントリー
《早くも羽田空港国際線ターミナルの拡張を発表。国交省。25日日本とアメリカ、完全オープンスカイ協定発効。》

○駐機場の整備は国が実施。
　来年度予算の概算要求に、必要経費が盛り込まれる。

○発着回数6万回→9万回で、
　ターミナルの利用者数は、年間約700万人→1250万人に。

○成田空港の発着枠
　現在は年間22万回→2014年度中に30万回。
　第１、第２ターミナル合わせた利用可能旅客数は約4200万人。

○成田と羽田の一体的運営。
　→首都圏空港で韓国、中国とのハブ空港競争に対抗。

○各国とのオープンスカイ協議で、羽田、成田を加える動き。

○高い着陸料をどうするか？
　一体的運営で経費削減。
　商業施設で非空港収入の増加。