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「のりたま」、今年2010年で50歳。エイトマンのシールで爆発的な人気。 [グルメ]

最近、朝は、すっかりフルーツとカプチーノなので、
ご飯を食べていません。

しかし、昔は、しっかり朝からご飯をもりもり食べていました。
その時に欠かせなかったのは、「のりたま」。

気づかなかったのですが、
「のりたま」は、今年、50歳なんですね。

2010年12月7日、読売新聞、《ブランド列伝》は、
「のりたま」が取り上げられています。のりたま開発のきっかけは、
《ある営業マンが、「旅館の朝食には、たいてい卵とのりがつく。
この二つをふりかけにしては」と提案》したことだったんですね。

確かに卵とのりは日本の旅館の朝ご飯、定番だよなー。
しかしそれまでそうしたふりかけがなかったのは、
たまごの加工が難しかったからのようです。

のりたまで
《最大の課題は、乾燥した卵そぼろに、ふんわりした食感を出すことだった。》
とか。またそれぞれの材料の配合バランスにも苦労があったとのこと。

こうした開発が実って、のりたまが発売されたのは、1960年1月。
当時の価格は30円だったそうです。

記事には、「決して安くはなかった」とあります。
調べてみると、昭和35年1960年の
シングルレコードの値段は350円、
大卒平均初任給が、1万3030円、
理髪料(最低料金)が160円、
封切り映画館入場料が邦画で200円、洋画で220円
だったそうです。
(昔は、邦画と洋画で値段が違っていましたね)

このちょっと高めののりたまが売れるきっかけは、
あるおまけ。

《64年に、当時の人気テレビアニメ「エイトマン」のシールを
袋に入れたところ、子供たちの間で爆発的な人気となった。》

さらに
《シールをほしがる我が子にねだられ、仕方なく買った親も、
のりたまのファンになったという。》

おお、このエイトマンのシール、覚えています。
確かにねだって買ってもらった覚えがあります。
けど、あれはどこにいったかなー。

これ以降、のりたまが自宅のテーブルの上に
いつものっていました。
その後、<のりたま><たらこ><ごましお>が入った、
3色パックがのるようになりましたが、いつも「のりたま」が
一番になくなっていましたね。(「ごましお」が最後まで残る)

おまけもエイトマンシールの後、永谷園の浮世絵カード、
仮面ライダーカードなど、いろいろと集めました。
(ライダーカードは弟が熱心に集めていた)

なおエイトマンのシールは、50周年で復活し、
1袋に10枚はいっているものがあるようです。

容器をひよこの形にした
「手のりたま」(20グラム入り)も発売。
人気だそう。

12月15日締め切りで、
その「手のりたまストラップ」を1万名にプレゼント中。
http://www.marumiya.co.jp/product/brand/tenori/campaign/

また今年限定で、ひよこの顔が金色と銀色の2種類ある
「発売50周年記念手のりたま」を発売中。(顔の表情は3種類)
http://www.marumiya.co.jp/product/furikake/002.html

久しぶりに買ってみるかな-。

ふりかけの本、いっぱいあります。
日本文化に欠かせないものだったんですね。
アマゾン
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関連エントリー ハワイにもふりかけ文化が…。
ハワイに「のりたま」は持って行けません。ハワイ旅行で注意したいこと。「ハワイバカ一代」。

ハワイのポップコーンには、「ふりかけ」がかかっています。プラス「あられ」つき。
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