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キャリーバッグを駅に置き去りにした日本人男性、数百万円の賠償金? [旅行]

この夏(2009年)、イタリアに旅行し、
鉄道を利用しました。
日本の新幹線にあたるユーロスターも、
また在来線の各駅停車にも乗車しました。

その時に問題となったのが荷物の扱いです。

連れがいれば別ですが、
一人旅の場合、盗難が気になりますね。

ユーロスターの場合は、

客室にいる手前に荷物置き場の棚があります。
そこに大きなバッグ、スーツケースは置いておくのですが、
車両へのドアが閉まると、荷物が見えなくなるので、
少し心配です。

そこでチェーンをかけて固定しておきます。
これで一安心。

荷物が問題となるのは、空港。
大きなスーツケースは預けても、機内持ち込みの
キャリーバッグは手に持っている。

搭乗を待つ間、ちょっとトイレに行きたい、
コーヒーを飲みたいなんてこともある…。

そんな時、いちいちキャリーバッグを持ち歩くのは大変。
という訳で、チェーンで椅子などに結びつけて、
その場を立ち去るなんてことをやりがちですね。

しかし、テロ防止に神経をぴりぴりさせている今、
そんなことは、無謀と言われても仕方がありません。

以下の「事件」は、鉄道の駅で発生したようですね。

フジテレビ、ニュース、2009年8月22日。
ドイツ・ハンブルクの駅で日本人観光客が
キャリーバッグを置いたまま観光、爆発物騒ぎに》
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00161458.html

駅に日本人の男性が、キャリーバッグをチェーンでつないで、
プラットホームに置き去りにして、観光に出かけ、
帰ってきたら、大騒動になっていたという話ですね。

ありゃー、これは、問題になってもしょうがないですね。

今、各国では、爆発物、テロに敏感となっており、
不審者、不審物がないか、警察官、警備員が
始終、見回っています。

チェーンをしてなく、
単に置かれているキャリーバッグが
あるだけでも、すぐに所有者を捜しています。

ましてチェーンでプラットホームの柱に
結びつけられて、放置されていたら、
これは、爆発物と疑われても仕方がありません。

観光地、もしくは大きな駅には、
必ず手荷物預かり所があり、
そこで荷物を預かってくれます。

コインロッカーは日本のように余りないようですが…。
フランクフルトの中央駅だと大きさも様々な
タイプのものが、幾つもあるでしょうに。

《Left luggage and porter service》
http://www.deutschebahn.com/site/bahn/en/travelling/services/at__the__station/luggage/luggage.html

一番大きなものでも1日4ユーロですね。

自分も今回の旅行で、荷物預かりを
フィレンツェ中央駅で利用しました。
1個4時間で、数ユーロだったかな。
(すいません、正確な数字は忘れてしまいました)

この男性もそうしたサービスを使えば良かったのに。
1個わずか数ユーロ(500円ほど)で預かってくれるのに。
それを怠ったばかりに、日本円で数百万円の賠償を請求されるとは。

確か、これと同じような事件が、フランスでもあったなー。
海外旅行される皆様。
くれぐれも荷物の放置には、お気を付け下さい。


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