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英単語の綴りコンテスト開催される。優勝を決めた単語はLaodicean。わかります? [気になるニュース]

全米の子どもが英単語のスペルを
口で言って競うコンテストが今年も行われて、
優勝者が決まったようです。

皆さんは、この大会のことをご存知ですか?

1925年から始まった歴史ある
このコンテストは、今年で、82回目。
子どもたちの学力を高めるために始められたそう。

年齢制限が9歳から15歳までですが、
参加者のほとんど(66%)は、13,14歳のようです。

地区大会が行われ、最後は全国大会。
なんだが、知の甲子園のよう。

競う方法は、シンプルで、プロナウンサーと呼ばれる審査員が、
単語を発音し、その単語について、子どもが、スペルを口頭で、
答えていくと言うもの。

簡単な単語はほとんどなく、この大会で耳にした後は、
生涯、遭遇しないような単語が続々と出題されます。

CNN、2009年5月29日。
《'Laodicean' launches Kansas teen to spelling bee victory》
http://edition.cnn.com/2009/US/05/28/national.spelling.bee/

この大会で出題された単語をあげてみましょう。

1位となった彼女が答えた単語の一部が記事にあがっています。
《"phoresy," "hydrargyrum" and "huisache,"》

もっと詳しくは、サイトにありますので、試してみると面白いかも。
http://public.spellingbee.com/public/results/2009/round_results/speller/110

比較的簡単と思われる
《Summary of Round One Test》の出題はこちらに掲載されています。
http://public.spellingbee.com/public/results/2009/round_results/summary/1

これくらいだと、意味もわかるのですけれど。

ABCで大会の様子が放送されたんですね。
ネットには、ニュースとして少し動画が。

最後の単語と、次の日、家族揃ってのインタビューが。
《Kavya Shivashankar Wins National Spelling Bee With Word 'Laodicean'》
http://abcnews.go.com/US/story?id=7702614&page=1

大会の公式サイト。
http://www.spellingbee.com/

彼女が優勝を決めた最後の単語Laodiceanですが、
宗教に無頓着、関心のない人という意味だそう。

もともとLaodiceaから来た言葉で、
ラオディケアは、現在のシリアのLatakia市の古代の名前。

そこに住んでいた昔のキリスト教徒は、
余り宗教に熱心でなく、無関心であったところから、
上のような意味になったそうです。

このコンテストを題材にした映画もあります。

綴り字のシーズン
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD8234/index.html

2005年11月26日、オールアバウト、映画。
《『綴り字のシーズン』(2005)[BEE SEASON]》
http://allabout.co.jp/entertainment/movie/closeup/CU20051223S/index.htm

綴り字のシーズン [DVD] 》(アマゾン)

ドキュメンタリーも。
《チャレンジ・キッズ》(公式サイト)
http://www.pan-dora.co.jp/challenge/top.html

ドキュメンタリーの方は全米では2003年公開だったけれど、
日本公開は、両方とも2005年。

チャレンジ・キッズ [DVD] 》(アマゾン)

日本だと、漢字の書き取りになるんでしょうか?
漢検じゃなく、また現在、テレビ朝日でやっている
「Qさま!!」でもなく、スペリング大会みたいな形で、
純粋に漢字に絞った出題で、夏休みなんかに、開催したら面白そう。

http://www.tv-asahi.co.jp/qsama/


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