イチゴ２パック５００円。美人ならさらにおまけ。駅前の激安果物販売のライトバンの正体。

３月２日、ＪＲ浅草橋駅東口に夕方、降りたら、
江戸通りの所に一台のライトバンが止まっていました。
 

高架下に車を止め、一人のおじさん（お兄さん？）が、
イチゴを販売していたのです。

 

２パック５００円。
「美人はおまけ」なんて、
段ボールにマジックで手書きしています。

皆さんのお近くの駅前なんかでも、
たまに出没していませんか？

こうした、激安の果物を販売するライトバン。
ずいぶん前から、この正体が気になっていたのです…。 

 

残念ながら、急いでいたので、そのイチゴ販売のおじさんに声をかけることなく、
つまり買うことなくそこを後にしたのですけれど、
以前、世田谷に仕事場を持っていた時に、
同じような形態の果物販売の人に、話を聞いたことがあります。

その人は、いちご、ミカン（柑橘類）、さくらんぼ、
メロン、すいか、もも、なし、ぶどうなどなど、
季節にあわせて、売り歩いていました。

「産地直送」と書いてあったので、農家か産地の業者かと思ったら、
そうではありませんでした。

裏をとった訳ではなく、その人が言ったままですので、
もしかしたら、間違っているかもしれません。
なかには、千葉、山梨など東京の近くの産地から、
特産の果物を持ってきている人（農家、業者）もいるかもしれませんね。

それはともかく、そのおじさんは、
東京の青果市場で仕入れているのだと話していました。
どこの青果市場かはわかりません。

とにかく、その日に、大量に入荷し、捨て値同然になった果物を仕入れ、
それを繁華街や住宅街の駅前、団地の入り口などで、移動販売するのだそう。

なんでこんなことを話してくれたのか？
今となっては不思議ですが、多分、何度もそのおじさんから買って、
顔なじみになっていたからだと思います。

結構長い間、世田谷を仕事場にしていたのですが、
果物販売のおじさんとの出会いは、その終わりの方。
１年あまりだったでしょうか。
今でも、昔と同じにライトバンで、果物を激安販売しているのでしょうか？

最近は、食品偽装が騒がれ、
食べ物がどんな経歴なのかを神経質にいう時代になっているので、
いくら激安とは言え、こうした商売にとっては、逆風かもしれませんね。

明日の夕方、駅前で見かけたら、声をかけて、イチゴを買って、
最近の商売事情などを聞いてみたい気がします。

確か、浅草橋駅前のライトバンのイチゴは、千葉産とありました。
もちろん、このステビア農法で育てた「さちのか」デラックスとは、
比べものにはなりませんけれど。へたの際まで赤く、爽やかな甘みのあるイチゴです。
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