合羽橋の巨大コックの店100周年で格安セール [節約]
東京、上野近くにある合羽橋をご存知ですか？
食関係のお仕事、料理大好きな方には、もう承知の所。
飲食店向けの調理道具専門店が立ち並ぶ街です。
ここに行けば、店を開くのに必要なものは何でもある。
昔は玄人だけでしたが、存在が知られるにつれ、
料理好きな人、海外からの旅行客も足を運ぶようになっています。
大学の時の同級生の実家があること。
イタリア人を連れて行ったり、海外の友達のお土産を買うため、
そして自分のためのキッチン用品を買うために、結構行っています。
《海外で受ける日本のお土産シリーズ 食品サンプル 寿司》
《イタリア人が行きたがった日本の意外な場所》
この合羽橋のシンボルといえば、河童像と巨大コック像。
「合羽橋道具街」南側入り口のビルの屋上にあるのが、
コック帽をかぶった、巨大なコックの像。
これは、ニイミ洋食器店の看板です。
2月14日朝日新聞朝刊、《かっぱ橋見守るビッグなコック
台東の食器店創業100周年》
同日、東京新聞朝刊《巨大コック像見守る洋食器店が１００周年》
《台東・合羽橋 謝恩セール始まる》
なんと100年なんですねー。それで現在、謝恩セールを実施中です。
《台東区の「合羽橋道具街」南側入り口にある五階建てビルの屋上に、
巨大なコックさんの胸像があり、町のランドマークになっている。
ここは、「ニイミ洋食器店」（同区松が谷一）。ことし創業百周年を迎え、
十三日から記念謝恩セールが始まった。》
明治末からこの合羽橋に調理専門店が集まったとあり、
《その中でも老舗の「ニイミ」は一九〇七（明治四十）年、初代の新實吉五郎
さんが古道具業からはじめた。大正初期には二代目社長、善一さんが
「食の洋食化」に着目、現在の社名に変更。厨房（ちゅうぼう）用調理器具、
ホール什（じゅう）器全般を扱う専門商社として発展させた。》
もともとは、古道具業だったのですね。
あのコック像はいつ誰が建てたのか？
《“ジャンボコック像”は現在のビルが建てられた際、「洋食器のイメージを
伝える、特徴あるものを」と、三代目善三郎さんが提案し、構想から二年後
の八二年に完成。二代目がモデルという。》
案外、新しいんですね。
大学のときには、すでにあったか。
友達と話題にしたかなー？
そうです、肝心のバーゲン情報。
《謝恩セールは十七日まで。グラス一個からコーヒーカップ、鍋、釜に至る
まで、通常の卸値からさらに五割引きで販売。期間中、買い物客にはさらに、五月三十一日まで使用可能の割引券も進呈される。店に隣接するアウトレット広場では、店名にちなみ全品二百十三（ニイミ）円均一セールも行われて
いる。 問い合わせは、同店＝（電）（３８４２）０２１３＝へ。》
おお、これはすごい。100年ならではの大盤振る舞い。
《ニイミ洋食器店（合羽橋道具街のホームページの店紹介）》
（最近は、観光客向けに土日をあけている店もあるみたいですが、
ニイミは、日曜、祭日お休みのよう）
追加情報
朝日新聞の記事には、もう少し、コック像についての記載が。
《25年前に登場した高さ１１㍍のコック像のモデルは、祖父で
２代目の故・善一さんだ、２年前になくなった、父で３代目の
善三郎さんの発案だ。》
現在、同社を切り盛りする副社長の新実孝さんは、
《「商売を受け継いだ自分が守る番だと昨年塗り替え、生き生きした表情に
戻りました。本人にひげはなかったが、表情はそっくり」》だそう。
このニイミ洋食器店の歴史についても触れています。
２代目の善一さんは、《「日本は将来、かならずや中華料理が大衆に愛好
される」と中国に渡ったのが１９３０年。輸入契約を結び、国産の中華食器の
開発につながった。》
さすが歴史あるお店。戦前に中国にわたって、道をつけていたのですね。
そして小さい頃、一度は、食べたことのある料理の食器も
このお店が開発していた！
《戦後のヒット商品は、父善三郎さんの代のお子様ランチ皿だ。》
そうだったのか。《全国のデパートから注文が舞い込んだ》そうですから、
知らない間に、ニイミ洋食器店のお世話になったいたんですねー。
記事では、最近の合羽橋についても触れています。
《いま目に付くのが、店を開こうとしていう外国人だ。「ほしいといわれる
道具が日本で見つからないことはまずない。中国の料理人が日本製の
中華鍋を愛用してくれるのがうれしくて」と孝さん。》
これは、友達の元ロシア人が、ある料理店の開店の
コーディネートをした時に「何でもあって驚いた」と話していました。
さすが合羽橋。
《１７日まで記念謝恩セールを実施、全品５％割引などを行う。》
セールは１７日までだそうですよ。
急げ！
立ち寄ってみました。もし「飲食ビジネスを」なんて思いましたら参考にしてみて下さい。こちらからもこれから読ませていただきますね。
by グルメ集客コンシェルジュ (2007-02-14 20:00)