東京マラソンで大迷惑。18日は東京脱出？

2月18日に、東京マラソン
（正式には、「東京マラソン２００７」らしい）が、行われます。

1週間ほど前にに事務所にチラシが入っていました。
それを見てびっくり。

自分の生活圏が
ほぼマラソンのコースにあたっているではないですか！
新聞記事などを読むと、規制が7時間ほどに及び、
その間は、道路を横断することもできないようです。

先日、浅草で開かれた「ふぐを食べる会」でもマラソンの話になりました。
そしたら参加者の旦那さんが参加することが判明。
抽選にあたり、走れることになったそう。
聞けば、結構な参加料を払ったとか。
（マラソンの場合、カードのネット決済で10500円。そんなにするんですか！）

ハイテクを駆使し、ネットで参加者が今、どこを走っているのか
わかるシステムを導入しているとニュースで知った知識を
教えてあげたのですが、鈍い反応。
彼女は、旦那さんのマラソンにあまり関心がないみたいで、
沿道で観戦も応援もしないようです。

それより会の参加者の関心は、ゴミとトイレそして商売への影響。

折り返し地点の浅草雷門近辺は、
コースで囲まれる孤立地帯が出来てしまう。
見物客と観光客で地下が大混乱するため、
地下駐車場を開放して、通路にする。
なんて報じられていますが、大丈夫なのか？

いつも行っているレストランは、幸いなことに孤立地帯の
わずかに外で、日曜日はお休みなので、影響はないかもと
ほっと胸をなでおろしています。

浅草の友達の家もコースからかなり外れているので、一安心。
会社もコースから1本外れているし、日曜なので問題なしと。

浅草寺近辺の商店は、長い目でみれば浅草を知ってもらえるし、
ニッパチで客が少ないときに、カンフル剤になるかも
と歓迎しているとか。
このあたりは、初詣の人出や混雑に慣れている
浅草の店ならではの余裕かも。

まさにコース沿道（清杉通り）の浅草橋といえば、人形店。
今が雛人形商戦の真っ只中で、かきいれ時。
店の人は、マラソンの混雑の影響を読みきれないと心配していました。
（今年が初節句のイタリア人の友達は、18日にと思っていたそうですが、
別の日にするとか）

近所のコンビニのオーナーは、
普段より売り上げが多くなるとは思うが、
ゴミやトイレの利用をどうするかが心配と。

ところで、見物客だけではなく、ランナーのトイレはどうなっているのでしょう？
市民ランナーが多いと、走る時間も多くなり、かなり設置しておかないと。
ちょっと草むらって訳にはいかないですよね。

ニューヨーク・シティマラソン、ロンドンマラソン、ホノルルマラソンなど
世界には、市民が参加できるマラソンがいくつもありますが、
東京マラソンが世界から参加者を集められるほど、
魅力的なものになるのか、ちょっと疑問。

もし自分が走るなら、海や山、緑の景色の中をのんびりと走りたいなー。
マルタ島で確か2月25日に市民参加のマラソンがあるそう。
《猫、バス、カラヴァッジョと騎士団の島マルタに行きたい》
マルタだったら、走ってみたいなー。そうそうＧＷ後に行われる、
ニューヨークの自転車参加レース「バイクニューヨーク」もいいかな。

さて生活圏がぐるりとマラソンコースのあたしは、どうしましょうか？
大騒ぎと混雑を避けて、東京を脱出しようかな。
それとも初の東京マラソン見物を楽しむか。

参加者の皆さん。運営側の方、大会の成功をお祈りいたします。

東京でマラソンをと推進してきた「ＮＰＯ法人東京夢舞いマラソン実行委員会」。
その理事長の大島幸夫さんは、ボストン、ニューヨークシティ、バンクーバー、パリ、ロンドン、ベルリンなど海外のマラソンに参加。
その市民マラソンの素晴らしさを伝えています。
《市民マラソンの輝き―ストリートパーティーに花を! (単行本) 》
《東京夢舞いマラソン》
みんなで一つづつ盛り上げて、やっていくという
マラソンのあり方っていいなー。