「あしらえ」ってご存じ？ 「有田プレビュールーム」内、松丸亮吾のボードゲーム企画でズル？
有田哲平がMCを務めるバラエティー番組
「有田プレビュールーム」。
https://www.tbs.co.jp/arita_previewroom/
旬な芸能人が、
「自分が今、テレビで一番やりたい事（企画）」を
VTRにして、有田哲平ら、審査員にプレゼン。
審査員がシリーズ化かボツかを判定するという番組です。
2020年8月17日の回では、“謎解きクリエーター”
として知られる松丸亮吾が、ボードゲームを
スタジオで行ない、審査員と対決
という企画をプレゼンしました。
https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=10082
TVer
https://tver.jp/episode/75554983
持ってきたボードゲームは、
「ワードバスケット」。
これは、しりとりゲーム。
カードには、ひらがな一文字が書かれており、
そのガードを真ん中（場）に1枚出します。
例えば、「い」。
手持ちのカードは5枚。
その一枚が「ろ」とすると、
それを出しながら、
「い」から始まって、
「ろ」で終わる言葉を言います。
（3文字以上、名詞、著名人の名前はOK。
動詞などはダメ、濁点は半濁点をつけるのは自由。
誰でもが知っている言葉などの条件あり）
上だと、「いしぶろ（石風呂）」
最初に手持ちのカード（札）がなくなった人が勝ち。
（新しいカードを残りの山から引くこともできる）
自分が負けたら自腹で最新家電をプレゼントすると松丸。
1回戦は、ゲストの小松菜奈さんと、
レギュラーの高嶋ちさ子。
あっという間に、松丸が勝利。
余りにもと強いということで、
松丸は4文字以上とのハンディが与えられましたが、
それでも勝利。
続いては、ゲストの菅田将暉と有田哲平と対戦。
菅田将暉は、ボードゲーム大好き。
このゲームも知っており、
実際にプレーしたこともあるそう。
で、なんと菅田将暉が勝利してしまったんですね。
松丸が泣きを入れて、2回目。
今度は、全員が4文字以上という制約が。
で、松丸が勝ったのですが、
その途中で、奇妙な言葉が出てきました。
「あしらえ」です。
振り返ると、場に出たのは、「す」。
そこから
→すなぎも→もーたー（モーター）（あ）
→あしらえ→えだまめ（以下略）
と続きました。
放送では、「あしらえ」の際に、
お刺身の盛り付けの絵が
添えられていました。
あれ、もしかしたら「あしらえ」ではなく、
「あしらい」ではないの。
動詞として、「あしらう」。
素材や色などをうまく取り合わせる。配合する。
という意味がありますね。
この動詞の運用系が名詞化したのが「あしらい」。
応対とか、料理の取り合わせ、飾りを指します。
「あしらい」
https://kotobank.jp/word/%E3%81%82%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%86-424731
《あしらい･かいしきって…？》
https://www.educe-shokuiku.jp/news/speciality/ashirai-kaishiki/
《【あしらいとは】
刺身に欠かせない薬味やつま、焼き物の右手前に置く大根おろしや
すだちなど、飾りの植物も含めた、料理に添えるものの総称です。》
「あしらえ」は、聞いたことがないなー。
goo国語辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/
でてきたのは、
《あしらえ
ワ行五段活用の動詞「あしらう」の命令形。》
https://www.weblio.jp/content/%E3%81%82%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%88
「あしらえ」は本来なら、
お手つきというかNGだなー。
なおこのボードゲーム企画は、
シリーズ化となりました。
https://kakaku.com/tv/channel=6/programID=103720/page=16/
○2020年8月18日追記
Googleで「あしらえ」で検索。
「あしらい」ではないかとサジェストが出ます。
圧倒的に「あしらい」が多いのですが、
サジェストを無視し「あしらえ」で検索すると
ホテルの和食、和食料理店の献立で「あしらえ一式」
といった具合に出てきますね。
意味は「あしらい」と同じ。
個人的には「あしらえ」は誤用ではないかと考えますが、
ここまで広く使われていると、誤用が一般化している
ということかもしれませんね。（誤用の一般化）
（スタジオでも他の出演者は異議を唱えていなかった。
さらに番組スタッフも「あしらえ」で納得したのだろうから……）
「有田プレビュールーム」。
https://www.tbs.co.jp/arita_previewroom/
旬な芸能人が、
「自分が今、テレビで一番やりたい事（企画）」を
VTRにして、有田哲平ら、審査員にプレゼン。
審査員がシリーズ化かボツかを判定するという番組です。
2020年8月17日の回では、“謎解きクリエーター”
として知られる松丸亮吾が、ボードゲームを
スタジオで行ない、審査員と対決
という企画をプレゼンしました。
https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=10082
TVer
https://tver.jp/episode/75554983
持ってきたボードゲームは、
「ワードバスケット」。
これは、しりとりゲーム。
カードには、ひらがな一文字が書かれており、
そのガードを真ん中（場）に1枚出します。
例えば、「い」。
手持ちのカードは5枚。
その一枚が「ろ」とすると、
それを出しながら、
「い」から始まって、
「ろ」で終わる言葉を言います。
（3文字以上、名詞、著名人の名前はOK。
動詞などはダメ、濁点は半濁点をつけるのは自由。
誰でもが知っている言葉などの条件あり）
上だと、「いしぶろ（石風呂）」
最初に手持ちのカード（札）がなくなった人が勝ち。
（新しいカードを残りの山から引くこともできる）
自分が負けたら自腹で最新家電をプレゼントすると松丸。
1回戦は、ゲストの小松菜奈さんと、
レギュラーの高嶋ちさ子。
あっという間に、松丸が勝利。
余りにもと強いということで、
松丸は4文字以上とのハンディが与えられましたが、
それでも勝利。
続いては、ゲストの菅田将暉と有田哲平と対戦。
菅田将暉は、ボードゲーム大好き。
このゲームも知っており、
実際にプレーしたこともあるそう。
で、なんと菅田将暉が勝利してしまったんですね。
松丸が泣きを入れて、2回目。
今度は、全員が4文字以上という制約が。
で、松丸が勝ったのですが、
その途中で、奇妙な言葉が出てきました。
「あしらえ」です。
振り返ると、場に出たのは、「す」。
そこから
→すなぎも→もーたー（モーター）（あ）
→あしらえ→えだまめ（以下略）
と続きました。
放送では、「あしらえ」の際に、
お刺身の盛り付けの絵が
添えられていました。
あれ、もしかしたら「あしらえ」ではなく、
「あしらい」ではないの。
動詞として、「あしらう」。
素材や色などをうまく取り合わせる。配合する。
という意味がありますね。
この動詞の運用系が名詞化したのが「あしらい」。
応対とか、料理の取り合わせ、飾りを指します。
「あしらい」
https://kotobank.jp/word/%E3%81%82%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%86-424731
《あしらい･かいしきって…？》
https://www.educe-shokuiku.jp/news/speciality/ashirai-kaishiki/
《【あしらいとは】
刺身に欠かせない薬味やつま、焼き物の右手前に置く大根おろしや
すだちなど、飾りの植物も含めた、料理に添えるものの総称です。》
「あしらえ」は、聞いたことがないなー。
goo国語辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/
でてきたのは、
《あしらえ
ワ行五段活用の動詞「あしらう」の命令形。》
https://www.weblio.jp/content/%E3%81%82%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%88
「あしらえ」は本来なら、
お手つきというかNGだなー。
なおこのボードゲーム企画は、
シリーズ化となりました。
https://kakaku.com/tv/channel=6/programID=103720/page=16/
○2020年8月18日追記
Googleで「あしらえ」で検索。
「あしらい」ではないかとサジェストが出ます。
圧倒的に「あしらい」が多いのですが、
サジェストを無視し「あしらえ」で検索すると
ホテルの和食、和食料理店の献立で「あしらえ一式」
といった具合に出てきますね。
意味は「あしらい」と同じ。
個人的には「あしらえ」は誤用ではないかと考えますが、
ここまで広く使われていると、誤用が一般化している
ということかもしれませんね。（誤用の一般化）
（スタジオでも他の出演者は異議を唱えていなかった。
さらに番組スタッフも「あしらえ」で納得したのだろうから……）
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