新婚の日本人夫妻、強盗に所持品全て奪われ殺傷。エクアドル最大の都市グアヤキルで。 [気になるニュース]
南米のエクアドルで最も人口の多い都市グアヤキルで、
２０１３年１２月２８日夜、新婚旅行中だった日本人夫妻が、
流しのタクシーでホテルに帰る途中、銃撃を受け、
所持品を奪われ、男性は死亡、女性は重傷を
負ったことがわかりました。
現地の報道や、共同通信などは、
被害にあった夫妻の氏名、年齢を報じていますが、
日本大使館は、遺族、家族の了解がとれていないとして、
個人情報を公開していません。
現地の報道を見ると、このご夫妻は、
１２月２８日夜、ヒルトンホテルから近くのシェラトンホテルに食事に行き、
その帰り、ホテルから出て、通りで流しのタクシーを拾い、戻ろうとしたところ、
犯人グループの車に後をつけられ、襲われ、車の中で腹、脚などを打たれ、
所持品をすべて奪われ、車から路上に投げ出されたようです。
路上に放置された２人を地元住民が発見。
警察に通報したとのこと。
２人は新婚旅行でこのグアヤキルに入ったばかり。
ホテルのタクシーを一度利用したものの、３ドルのチャージを巡り、
運転手とトラブルとなり、その後は、流しのタクシーを利用していたとのこと。
（なお３ドルは、エグゼクティブ・トランスポートの
サービスにかかる料金だったようで、不当な請求ではないようです）
外務省の安全情報によれば、
エクアドルのこの地域は、十分に注意するよう情報が出されています。
《エクアドルに対する渡航情報（危険情報）の発出》
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcmap.asp?id=243&infocode=2013T112&filetype=1&fileno=1
《イ キト市やグアヤキル市などをはじめ，市街での夜間の
単独行動は極めて危険です。また，一般市民でも銃器を
所持している場合があるので，トラブルや犯罪に巻き込
まれないように注意が必要です。》
《グアヤキル市は最も犯罪が多く，同市を含むグアヤス県において，
2012年上半期には殺人事件296件，各種強盗事件6,593件が発生しました。
キト市及びグアヤキル市では，治安悪化を受けて，警察と軍が共同オペレーションを
実施するなど，治安対策を強力に推進していますが，現在まで治安は改善していません。》
なお流しのタクシーも使わない旨の情報も。
現地在留邦人にも流しのタクシーを使わないよう、
注意が喚起されています。
流しのタクシーなどを利用した、「特急強盗」が発生。
特急強盗とは、身柄を拘束しATMで金を引出す手口の強盗。
○エクアドルのコレア大統領は内務省に捜査の加速を指示。
捜査員の増員とともに、最大１０万ドルの懸賞金も。
《※タクシー利用中の被害が多発しています。タクシーの利用については
後述の「４．（２）ア」に注意点をまとめていますので参照してください。》
《ア タクシー
タクシー利用中の犯罪被害も多くなっています。タクシーを利用する
際には以下の点に注意してください。
○非正規タクシー（白タク）は利用しない
正規の登録タクシーは，車両のナンバープレートがオレンジ色で，
正規の登録タクシーであることを示す登録証が左右ドアと前後の
窓ガラスに貼られています。非正規のタクシー利用は犯罪に遭う
危険性が高いので利用しないでください。また，正規のタクシーに
乗車する前に，ナンバープレートと登録証は必ず確認し，できれば番号をメモしてください。
○流しのタクシーは利用しない
正規のタクシーであっても，道路を通行中の空車タクシーを呼び止めて
利用することは極力しないでください。運転手が強盗等と共犯である
ケースがあり，移動中に運転手が共犯者と連絡を取り合い，
途中で犯人がタクシーに乗り込んで強盗・短時間誘拐に遭うケースが増加しています。
○無線タクシーを利用する
無線タクシーはホテルやレストランに頼めばすぐに手配してもらえる上，
タクシー会社がどの客にどの車両を手配したのか記録しているため
比較的安全と言えます。タクシー会社が手配した車両のナンバーやメーカー，
車種，色などを伝えてくれますので，車両が到着した時に，メーカー，車種，
色，ナンバーに間違いないかを確認し，運転手に所属するタクシー会社の名前と，
客の名前（自分の名前）を確認して乗車してください。
○一流ホテルやタクシー乗り場から乗車する
一流ホテルから乗車する場合，ホテル関連のタクシー会社である場合が多く，
ホテルが運転手を把握している場合が多いので比較的安全です。
ホテルのタクシー会社の場合，車両のドア部分にホテルの名前が
記載されていますので確認してください。ショッピングセンター等では，
タクシー乗り場で乗るようにしてください。》
被害にあった事例も掲載されていますので、
一読しておくといいかもしれません。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=243
《安全の手引き 平成25年4月1日
在エクアドル日本国大使館
外務省からお子様をお持ちの皆様にお知らせ》
http://www.anzen.mofa.go.jp/manual/ecuador.html
○男性は３発撃たれ死亡。
女性は腹と脚に撃たれ重傷。
現在、病院で手当を受けているが命に別状はない模様。
○グアヤキルは、グアヤキル湾に注ぐ
グアヤス川の河口からおよそ60Km上流の港湾都市。
ガラパゴス諸島へ行くための拠点地。
市内に餌付けされたイグアナが見られる
セミナリオ公園があり、
観光スポットとして人気がある。
○報道された男性の名前、年齢から
Twitter、Facebookが特定され、
その情報がネットに流れている。
現在は、どちらも閉鎖され閲覧できない状態。
（Googleのキャッシュでは見られる）
○報道は地元警察の情報をもとにしたもの。
男性、女性の名前のつづりは、
日本のローマ字式のそれとは異なっている。
また年齢に関しても若干の違いがある。
２０１３年１２月２８日夜、新婚旅行中だった日本人夫妻が、
流しのタクシーでホテルに帰る途中、銃撃を受け、
所持品を奪われ、男性は死亡、女性は重傷を
負ったことがわかりました。
現地の報道や、共同通信などは、
被害にあった夫妻の氏名、年齢を報じていますが、
日本大使館は、遺族、家族の了解がとれていないとして、
個人情報を公開していません。
現地の報道を見ると、このご夫妻は、
１２月２８日夜、ヒルトンホテルから近くのシェラトンホテルに食事に行き、
その帰り、ホテルから出て、通りで流しのタクシーを拾い、戻ろうとしたところ、
犯人グループの車に後をつけられ、襲われ、車の中で腹、脚などを打たれ、
所持品をすべて奪われ、車から路上に投げ出されたようです。
路上に放置された２人を地元住民が発見。
警察に通報したとのこと。
２人は新婚旅行でこのグアヤキルに入ったばかり。
ホテルのタクシーを一度利用したものの、３ドルのチャージを巡り、
運転手とトラブルとなり、その後は、流しのタクシーを利用していたとのこと。
（なお３ドルは、エグゼクティブ・トランスポートの
サービスにかかる料金だったようで、不当な請求ではないようです）
外務省の安全情報によれば、
エクアドルのこの地域は、十分に注意するよう情報が出されています。
《エクアドルに対する渡航情報（危険情報）の発出》
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcmap.asp?id=243&infocode=2013T112&filetype=1&fileno=1
《イ キト市やグアヤキル市などをはじめ，市街での夜間の
単独行動は極めて危険です。また，一般市民でも銃器を
所持している場合があるので，トラブルや犯罪に巻き込
まれないように注意が必要です。》
《グアヤキル市は最も犯罪が多く，同市を含むグアヤス県において，
2012年上半期には殺人事件296件，各種強盗事件6,593件が発生しました。
キト市及びグアヤキル市では，治安悪化を受けて，警察と軍が共同オペレーションを
実施するなど，治安対策を強力に推進していますが，現在まで治安は改善していません。》
なお流しのタクシーも使わない旨の情報も。
現地在留邦人にも流しのタクシーを使わないよう、
注意が喚起されています。
流しのタクシーなどを利用した、「特急強盗」が発生。
特急強盗とは、身柄を拘束しATMで金を引出す手口の強盗。
○エクアドルのコレア大統領は内務省に捜査の加速を指示。
捜査員の増員とともに、最大１０万ドルの懸賞金も。
《※タクシー利用中の被害が多発しています。タクシーの利用については
後述の「４．（２）ア」に注意点をまとめていますので参照してください。》
《ア タクシー
タクシー利用中の犯罪被害も多くなっています。タクシーを利用する
際には以下の点に注意してください。
○非正規タクシー（白タク）は利用しない
正規の登録タクシーは，車両のナンバープレートがオレンジ色で，
正規の登録タクシーであることを示す登録証が左右ドアと前後の
窓ガラスに貼られています。非正規のタクシー利用は犯罪に遭う
危険性が高いので利用しないでください。また，正規のタクシーに
乗車する前に，ナンバープレートと登録証は必ず確認し，できれば番号をメモしてください。
○流しのタクシーは利用しない
正規のタクシーであっても，道路を通行中の空車タクシーを呼び止めて
利用することは極力しないでください。運転手が強盗等と共犯である
ケースがあり，移動中に運転手が共犯者と連絡を取り合い，
途中で犯人がタクシーに乗り込んで強盗・短時間誘拐に遭うケースが増加しています。
○無線タクシーを利用する
無線タクシーはホテルやレストランに頼めばすぐに手配してもらえる上，
タクシー会社がどの客にどの車両を手配したのか記録しているため
比較的安全と言えます。タクシー会社が手配した車両のナンバーやメーカー，
車種，色などを伝えてくれますので，車両が到着した時に，メーカー，車種，
色，ナンバーに間違いないかを確認し，運転手に所属するタクシー会社の名前と，
客の名前（自分の名前）を確認して乗車してください。
○一流ホテルやタクシー乗り場から乗車する
一流ホテルから乗車する場合，ホテル関連のタクシー会社である場合が多く，
ホテルが運転手を把握している場合が多いので比較的安全です。
ホテルのタクシー会社の場合，車両のドア部分にホテルの名前が
記載されていますので確認してください。ショッピングセンター等では，
タクシー乗り場で乗るようにしてください。》
被害にあった事例も掲載されていますので、
一読しておくといいかもしれません。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=243
《安全の手引き 平成25年4月1日
在エクアドル日本国大使館
外務省からお子様をお持ちの皆様にお知らせ》
http://www.anzen.mofa.go.jp/manual/ecuador.html
○男性は３発撃たれ死亡。
女性は腹と脚に撃たれ重傷。
現在、病院で手当を受けているが命に別状はない模様。
○グアヤキルは、グアヤキル湾に注ぐ
グアヤス川の河口からおよそ60Km上流の港湾都市。
ガラパゴス諸島へ行くための拠点地。
市内に餌付けされたイグアナが見られる
セミナリオ公園があり、
観光スポットとして人気がある。
○報道された男性の名前、年齢から
Twitter、Facebookが特定され、
その情報がネットに流れている。
現在は、どちらも閉鎖され閲覧できない状態。
（Googleのキャッシュでは見られる）
○報道は地元警察の情報をもとにしたもの。
男性、女性の名前のつづりは、
日本のローマ字式のそれとは異なっている。
また年齢に関しても若干の違いがある。
一命をとりとめた女性が襲撃された時の様子を捜査機関に証言。徐々に犯行の詳細が明らかになっています。捜査当局は、犯行グループの特定にある程度のメドがついていると報じられています。またご夫妻の名前、プロフィールなどをテレビ、新聞は、報じています。男性は小さい頃、海外生活を送っていたとのこと。また亡くなられた男性の友人・知人の証言によれば、男性はいわゆるバックパッカーで海外旅行体験もあったようです。
by nikitoki (2014-01-07 09:58)
フジテレビが伝えたところによれば、夫妻は2013年12月28日、宿泊先の（ヒルトン）ホテルから（別のホテルの）レストランまで、ホテル専属のハイヤーを利用。その際の料金が、普通のタクシーのおよそ10倍にあたる20ドル請求され、運転手とトラブルになったとのこと。このため戻る際は、（シェラトン内の）レストラン手配の車を断り、流しのタクシーに乗車したようです。エントリー内の現地の新聞などが伝えているところとは異なっています。他でも報道されてますが、グアヤキル市内を走る正規タクシーのほとんどには、非常通報装置が備えられているとのこと。緊急事態が発生した場合、乗客がボタンを押すと、緊急センターにタクシーの場所が通報される仕組みになっているようです。（なお車内の映像も送信されるとの報道もあり）。夫妻が乗った流しのタクシーにはこの装置がついていなかったようです。
by nikitoki (2014-01-08 09:33)
日本テレビは、夫妻が（宿泊先とは別の）ホテル（シェラトン）で食事を終えた後、戻ろうとした際に、ホテルの契約する車の運転手と値段交渉を行い、折り合わず、流しのタクシーを拾ったと伝えています。ホテルの契約車両の運転手は、夫妻の宿泊先のホテル（ヒルトン）まで3ドルと言ったが夫から断られた、その後、2人は手をつないで道路に歩いていったと証言しています。
by nikitoki (2014-01-08 10:00)
エクアドルは2000年3月からアメリカドルを自国通貨としています。なおコインに関してアメリカドルと同じ価値を持つエクアドル製コインを鋳造。このコインはエクアドル国内でしか使えません。エクアドルではサービス料が10％かかっている場合が多く、その際はチップは不要。タクシーの場合も一般にはチップは不要。但し荷物の出し入れをしてもらったりなど特別なことをしてもらった場合に少額のチップを渡すことはあるようです。タクシーはメーター制。しかしない場合もあり。その場合は事前に値段を交渉。なおグアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド国際空港から市内は車で10分ほど。タクシー料金は6ドルほどだとか。
空港の公式タクシーサイト。ゾーン制1～3まで。空港からヒルトンホテルまでは、ゾーン3で5ドル。
http://www.taxiecuadorairport.com/home.html
by nikitoki (2014-01-08 10:29)
夫妻の宿泊先のホテル（ヒルトン）と、レストラン（シェラトン内）の距離は直線距離で700メートルほど。一方通行があるので最短距離ではいけないものの、10分もかからない距離のようです。
by nikitoki (2014-01-08 11:01)
被害男性は、タクシー車内で犯人からクレジットカードの暗証番号を明かすよう脅されたが拒否。撃たれて可能性があるとの報道。
by nikitoki (2014-01-08 11:13)
エクアドル政府は、タクシーによる誘拐、強盗を防ぐため、助手席、後部座席にカメラの設置作業を2013年から開始。映像は監視センターに自動手悔いに送られる。緊急ボタンを押せば、監視センターに連絡が届くシステムを構築。ギアヤキル、首都キトでは、正規、また流しも含め多くのタクシーへの設置が完了。夫妻が被害にあったタクシーからは、映像が監視センターに届いていなかったことが確認されている。
by nikitoki (2014-01-08 13:22)
エクアドルのメディアは、地元捜査当局が2014年1月28日、この事件の容疑者5人を拘束したと伝えています。セラノ内務大臣が明らかにしたとのこと。車、バイク、拳銃などを捜索により押収もしています。
by nikitoki (2014-01-29 08:46)
共同通信は、拘束した人数を7人と伝えています。なお捜査当局は今月15日、10人を拘束していましたが、それとはまた別とのこと。
by nikitoki (2014-01-29 08:51)