「新そば、打ち始めました」。近所のそば屋の小さな（？）「偽装表示」

ホテル、百貨店、レストランなどの、
食べ物、料理メニューの偽装表示が問題になっています。

軽微な間違いレベルのものから、
かなり悪質で長期的なものまで程度は様々なよう。

さて、これからあげる例はどうなのでしょう？

近所のおそば屋さん。
ご夫婦、家族で経営している、
どこにでもあるような小さなお店です。

家、会社から、少し離れているのですけれど、何度か利用したことがあります。

そこを久しぶりに通りかかったら、
白地に黒の墨字で、
「新そば、打ち始めました」
と書かれたものが、店先にある
食品サンプルの棚のガラスに貼られていました。

11月も半ば。
「新そば」が間違いであったり、
偽装であったりするわけではありません。

「おや？」とひっかかったのは、「打ち始めました」です。

このおそば屋さんは、粉から麺にする、
手打ちのお店ではなく、仕入れた麺を、
ゆでて、出しているんですね。

なのに、「打ち始めました」は、誤解を招きますよね。
仕入れ先の製麺所が、手打ち（機械打ちでも？）であれば、
「仕入れている製麺所が、新そばを打ち始めました」
も許されるのかなー。

それとももしかして、いつの間にか、
その店は手打ちのお店になったのかなー。

そんなことが気になってしまったのでした。

しばらく行っていないので、行って聞いてみれば、
「偽装」かどうかはわかるのですが……。